紬の胴抜き着物に紬の帯と羽織のコ―デ
着物は袷仕立の季節に入りましたね。
けれど稽古で動けば暑くなるので、今日のところは胴抜き仕立にしました。天候からもそれくらいが丁度いい。
藍色の赤城生紬に絞りと染柄の小紋
胴抜き仕立ては単衣と袷の合い間に着ることから合着とも言われますが、暑がりだから袷は苦手という人にも向いてる仕立て方ですね。上半身の胴裏地がないだけで体感は随分と違うものですよ。
地厚でぽってり系な生地の場合などは肩から胸元にかけてなど少しごろつく感じも・・そういう時には胴抜きで仕立てることもあるそうですね。
胴抜き仕立てにも2種あって、これは腰から下の「裾回し」と「袖口」のみに八掛地が付いています。なので一見は袷かと思いきや袖振りを見れば裏はないので、あら胴抜きですねと分かります。
ちなみにもう一枚だけある胴抜きの小紋には、上記の他に「袖裏地」も付いていて、その場合だと表面的にはどこから見ても袷に見える仕立て方となっています。
胴抜きの仕立て方も好みで選べばいいというわけです。
今日は着物の下着である襦袢等は省略しちゃいました。裾除けの付いたワンピース型筒袖下着(肌着兼で、たかはし工房さんのアイデア商品)に、付け衿(うそつき衿)のみにしました。なので襦袢の袖もなし~👍
紬の二部式名古屋帯との組み合わせ
ザックリとした紬織り。色味も好きですが、ああやっぱり私は紬が好きだなぁ~なんて感じながら締めてました。
二部式の形は、半巾にした紐付きの胴二巻き分と、手先の付いたお太鼓完成型になったスタイルです。
着物の色に合わせた水色の帯揚げと、帯の色に合わせたベージュの平組帯締めで。