着物好きな私とドクロ好きな彼女

反物が寸足らずでいろいろ工夫をして仕立てて頂いた結城紬の着物、工夫をしただけに自分にとっては特別で大切な着物のひとつがこのです。
(仕立ての苦労自体は仕立て師さんですが)

胴抜き仕立てなので上半身が軽いのです。着てしまえばわからない「おくみ」部分には別の生地(同じく結城紬のハギレ)襟は、かけ襟が有るように見える「つまみ襟」になっています。

袖は43センチの「元禄袖」は好きな袖の形です。こんなふうにしてあれこれと、足りなかった生地分を補ってます。

自分で作ったうそつき袖(襦袢袖)を付けてあります。
袖が短めのこんな着物には、やはり半巾帯の方がしっくりくるように思います。それかお太鼓をするならば、下めに結ぶ角出しが合うかなと。

この着物を着て、半年振りに帰省中の友人と会ってきました。彼女はとっても個性的で刺繍の入った白いパンツにドクロのTシャツという。そのうえ写ってはいませんがドクロの時計とチョーカーも。

若い頃から体形を常に維持し(最近5キロも増えちゃったと騒いでた)それでも身長があるから、かなりスマートなのです。

ほんの2時間ほどだったけど楽しい時間を過ごしました。来年も共々に良い年を迎えることが出来ることでしょう~