泥大島と大島風キルティング道中着と「うそつき袖」

夏の舞台に向けての稽古が始まりました。
女舞い、久しぶりです。「春の坂道」という曲です。

女舞は膝を深く折ったまま踊るし、体を沈ませてしなやかに捻る動作が多くて膝や腰にキツイの。よく、太ももが太くなると聞いたことがありますが分かる気がする。膝を守る意味でも、もっと膝回りの筋肉はつけたいと思ってるところです。

大島風化繊の道中着を羽織って出かけました。キルティングっぽいもので暖かいです。
袖はラグランで振りが身頃に閉じられているので着物の袖丈を気にすることもないし、なにより風が入らないので暖かいんです。こんな感じの道中着、薄いのやら厚地やら、丈の長いのなど、何枚でも欲しいくらいです。

今日は泥大島。仕立て直しのものですが胸辺りに少し色が抜けかけてる部分があったり、胴裏も使いまわしの古いものです。軽くてふんわり柔らかくなってる。これにも去年、羽織の袖裏で「うそつき袖」を作り縫い付けました。
一番右の鏡面柄です。
柄がとっても気に入っています。