またまた赤い小紋、たたき染め風の洗える着物とキルティング道中着

雨の予報、稽古の帰り頃には雨・・ということで化繊の着物。

〇〇ちゃん、珍しいね今日は赤い着物だねとひと声かかり。教室の皆さんは私よりずっと年上なので、59の私でもこれくらい赤い方が見た目も丁度いいようです。(赤と言っても真っ赤とかではないし)

いつも、地味だ地味だといいだけ言われてますからね。着物の世界では、別にこんなの普通なんですよね。ほとんどの人は年齢に捕らわれ過ぎちゃうん?
とは言いつつ、私も正直この方たちの中だからこそ、稽古だからこそ赤い着物でも平気なわけだけど・・

もしこれを他のシーンで着るなら、お友達との気軽な食事や飲み会などで半巾帯は別のシックなやつ。お太鼓にするなら角だしで。といった感じにするでしょう。
10年近くぶりに締めた半巾帯。踊り用の帯ですが別に変でもないですね。
帯の雰囲気に合わせて小ぶりの文庫結び、稽古仕様です。この帯が合うとは知らなんだ。黒地っていいですね。
最近は単衣を着たりしてましたが、今日はとても寒かったので着物暦のとおりに袷仕立て。風邪の治りかけでもあるので用心してのことです。だからコートもキルティングの道中着にしました。
雨にぬれても平気なポリエステルコンビでした。

追記
赤いものを着てるだけで体の内側が温まる感じ。八掛けも同じ赤系で腰から足元を温める作用がある。赤い裾除けなんてそうですよね。
年齢と共に代謝も落ちて冷えもきやすいから、目からも気持ちからも温まる色を身に付けたらいいかなと思う。あの巣鴨の「赤パンツ」みたいに笑

いや確かに、数年前から赤やオレンジに意識が向く。
これって自ら高齢アピール?