お気に入りのシルクウール着物

いきなりポカポカ陽気!そんな稽古日の着物にはこんなシルクウール。

これ、なぜか春限定になってます。
春限定って・・別に季節の花柄とかでもなく、色的にも秋に着たっていいんですけども。
というか、ベージュ、黄土、茶、抹茶に白など、どちらかというと秋っぽい?でもなぜか秋には着る気にならず、春になると手が伸びるんですよね。

お気に入りの理由はこの地色や柄の色。紬みたいに節のある織り方も好きだしサラッとした着心地も好き。

もう何年も前のことですが、未使用のリサイクル反物から誂えたもので、自分の「好き」が詰まった着物です。
普通に単衣仕立てですが、居敷あてを付けてあります。それも大居敷あて。

私は単衣を仕立てる場合「背伏せ」を付けるだけなのですが、これに関しては濃い目の色柄物の裾除けをしたり、ステテコだけを穿いてもそれが透けることのないように。とのことで、後ろの腰から裾まで、両後ろ身頃いっぱいに縫い付けてあります。

前側は下前上前と二枚重なるから大丈夫ですもんね。
出具合が多かった今日の「おはしょり」。
いつもならこのくらいの分量だよねと、ちょっと折り込んでみた。
一昨日のページ、ウエストベルトを使ったのです。
マイサイズの身丈だから、別にいつもの腰紐位置でよかったものを、一昨日の調子でなんとなぁく骨盤に締めていた。
それで「おはしょり」の分量が多くなったというわけでした。

同系色、似たイメージの半巾帯(木綿)と合わせました。
これを合わせると南国(沖縄)を想わせるんですよね(個人的なイメージですけどー)