真綿紬の黒と灰でラフに着る

今日は加入先の「〇〇の会」の総会日、その時の着物です。
その会は毎週通ってる舞踊教室の部を中心に運営されているのですが、こんな時には教室の先生も含めて皆さん普通に洋服での参加です。
でも私は着る機会を少しでも増やしたいから着物で。それもあるけど今ある洋服には着たいものがないってことも。
なんとなく決めてさえあれば着物の方が支度も早かったりする。洋服は気に入らなくて迷うから支度にかかる・・

去年会員になったウクレレ師匠の友人も一緒に行くときに「え?総会でも着物なの?」と言うんで「いや、ただ着たいから着てるだけ。みんなはきっと洋服だから安心して」と説明しながら車でビューっと。

今日の着物と着物回りのこと

40代の頃はまだまだ自分には早いと着ていなかったこの紬は、去年の10月に初めて着たのでした。黒と灰色の不規則で太い縞が普段着らしい。まだ袷の時期ですが単衣着物です。

内袖(うそつき袖)付きです。(「うそつき袖(替え袖・付け袖)」について|単衣の替え袖を作る(画像と説明あり)付け方のコツ|なんちゃって無双

着物に袖が付いてるので半衿も「うそつき」(付け衿)です。いかに手を抜くか、私の着物人生ウソだらけ笑

大島の細い帯締めを、今日の帯結びは帯締めが必要だったから。真ん中でひと結びしてから、なんちゃって帯留みたいにしました。普通に帯締めするのも一般的な帯留すらするほどの感じでもないので、このやり方をしてみました。
ラフにしたかったので珍しく柄足袋を。色柄的には夏をイメージさせるし英文字も入ってるのです。たまたま半衿の色味とリンクしましたね。

ヘアスタイルもラフにと少し右寄りでひとつ縛りしました。さらに毛束を三つ編みしてゴム。それをゆるく二つ折りにして飾り付きのゴムで縛りましたよ。

特にゆるヘアだとヘアワックスかヘアクリーム必須ですね。じゃないとアホ毛ぽよぽよに毛先のパサパサ感でもろ生活感、単にお疲れヘアになっちゃう(アップヘアだったらスプレーで全体を整えてます。)

上っ張り感覚で着易いウールの道中着は、パッチワーク(きりばめ)な裾の更紗風柄がポイントです。レトロな感じが好きです。