紬縮緬の着物について
今日の着物は紬縮緬の小紋です。
着物の袖に直接縫付けてありますよ。(「うそつき衿」をしてるので、長襦袢又は二部式襦袢の上は省いているのです)
別名「なんちゃって無双袖」(笑)その作り方は⤵
「うそつき袖(替え袖・付け袖)」について|単衣の替え袖を作る(画像と説明あり)付け方のコツ|なんちゃって無双
初めてこれを見た時、また手触りからも「縮緬なのかな?でもシボの感じが少し違う」「お召でもないようだし・・?」と不思議に思っていました。
よくよく見れば横糸が太いのね。その糸に節があることにも気付きました。
これは紬糸なのか?・・ということで調べてみると、この織物は「紬縮緬」というもので、緯糸(よこ糸)には撚りをかけた紬糸が織り込まれている織物である。ということが分かりました。(経糸(たて糸)には普通の生糸)
これは紬糸なのか?・・ということで調べてみると、この織物は「紬縮緬」というもので、緯糸(よこ糸)には撚りをかけた紬糸が織り込まれている織物である。ということが分かりました。(経糸(たて糸)には普通の生糸)
それで縮緬のようなシボ感が少しあるんですね。歴史的にはまだまだ新しい織物のようですよ。「やわらかもの・たれもの」と「かたもの」の中間的な着心地で気楽な小紋です。
ただ、一見「やわらかもの・たれもの」風ではありますが、たとえこれが紋付の色無地だとしても、紬との認識で「かたもの」=格下、と判断する場合(人)もあるようですよ。その見解、価値観は様々ですね。
その曖昧さは、まだまだ歴史が浅いからかもしれませんねぇ。(織物業界、呉服商や仕立師さんなどは「やわらかもの・たれもの」との認識だそう)
その曖昧さは、まだまだ歴史が浅いからかもしれませんねぇ。(織物業界、呉服商や仕立師さんなどは「やわらかもの・たれもの」との認識だそう)
チョット、勿体な~い😫と感じてしまう。
着物の袖に「付け袖・うそつき袖」
この着物の袖は確か52㎝程と他の着物より少しだけ長いです。そこで以前作った「うそつき袖」を、この着物専用の「付け袖」にしたのでした。着物の袖に直接縫付けてありますよ。(「うそつき衿」をしてるので、長襦袢又は二部式襦袢の上は省いているのです)
別名「なんちゃって無双袖」(笑)その作り方は⤵
「うそつき袖(替え袖・付け袖)」について|単衣の替え袖を作る(画像と説明あり)付け方のコツ|なんちゃって無双
半巾帯に三分紐の斜めポイント
普段からよく使う帯の、今日は裏面を利用。
手先を細くした吉弥結び(又はヤの字・矢の字)にしました。貝ノ口系の一種ですがこれは帯締め等が必要な結び方で、でも帯締めではなく三分紐(帯留はなし)です。
今日の稽古帰りには、チラチラと雪虫が飛んでいました😲
まだまだ数は少ないけれど、今年初の雪虫!
「雪虫が飛び始めると、1週間~10日くらいで初雪が降る」というのはホントかな?指折り数えてみよう。
羽織ものは前回の袖なしでした。出掛ける時はまだ少し暖かかったのでそれで十分だったのですけど、帰りには(15時半)急に風が冷たくなり(冬の始まりを告げる雪虫が舞い始めるほどだもの・・)
来週は羽織かコート系じゃないといけませんね。