大きな花のポリエステル着物に端切れ半衿とウール帯、帯にひと工夫、おユキさんとワタシ

小雨降る日はポリ着物、足元の水跳ね気にならず♪11月か?と思う程の寒空の中、さすがに軽めのコート(道中着)で出掛けましたよ。

ほっこり色の半衿。余り布から使った絞りのうそつき衿・・で。
今日は(も)うそつき袖は省略です。稽古だし、いっか~って。
灰ピンクの小紋は大きな花がポンポンと描かれた柄。色も花の柄もボヤ~っとした感じなので、そうキツクもない。それでも以前なら絶対に着なかった柄、このトシになって着だすという・・

顔まわりがぼやけるのでハッキリした色の半衿を合わせました。用意していた白っぽい帯はやめておき、黒地の方にしたのです。これで全体が締まったかな?

毎度の半巾はウールの綴れ帯です。今どきはあんまり見かけませんね。
夏祭りで行われていた市民団体踊りなどでは、無地ウールの赤とか黄色などよく見かけたものです。
前帯の、中央の黒い線・・これは帯締めなんですよ。
一見こういう柄に見えるでしょ?黒い帯締めと言っても、後ろで縛っているので見えませんが、先の方に点々と黄やピンクの色がはいっていて喪用のではないんですよ。

ちょっと細目で短めな帯締め。(若い頃の、昔のはけっこう短かったりするね)なので三分紐感覚で使っています。前々ページの使い方と同じですね。
吉弥結び(ヤの字)の手先を細くしないバージョンです。

半巾帯でも、こんな風にタレ先でチョッとお尻をカバー出来れば、名古屋帯のお太鼓結びのように安心感があるものだね。

踊り仲間もこの結び方は絶賛してますよ。
「お太鼓はしたくないのよ。でもコレならそれっぽいし、ほんっといいわあ😆」と
手先もタレ先も折り込んで、形や大きさを整えていますよ。

向かって左のツノ部分は、裏面が出ています。タレ先も裏面にしたければ折り込みを内側にすればいいの。逆に手先だって裏面を見せるようにも出来る(ねじって)のね。
帯結びは折り紙といっしょだなぁって、いつも思う。

今日はこんなのも(;^ω^) 出かける前の流し練習、ひと振りショット。
ああ~この顔!おユキさんに(私の亡くなった母)そっくり Σ(゚Д゚) 

見た瞬間、へッ?ばぁサン!って。ビックリしたわ~ (って、いつもながらですけども)

私ら娘夫婦3組は、いつからか全員が母に「ばぁサン」とか「おユキさん」とか、愛を込めてそう呼んでたの。
でもって私が母に一番似てた、何もかも😝ね。