先週の稽古で着た絞りの紬に続き今回も絞りの紬にしました。簡単装着の二部式帯と、下着(長襦袢)は機能肌着の”うそつき”仕様です。
手筋絞りの紬着物にエスニックな名古屋帯
最近は着てませんが、これと似たような色味のもっとザックリとした織りの紬があるのですけど・・合う合わないは別にして、私はこういった色味、金茶を感じる色がどうにも好きなようです。
紬の着物自体カジュアルなんだけど、色の雰囲気と暈しが入ってることで先週の紬よりはシックな雰囲気を感じます。そのシックさをグッと抑えたくてこの帯を選びました。
木綿絣(イカット)のエスニックな二部式名古屋帯と小物
前帯が15、6㎝巾なので、近年では(身長からも)若干狭く見えがち。幅広にすっかり目も慣れてるからか15㎝位だと狭いというかチョッと寂しい感じがするのです。
なので、一巻き目と二巻き目を少しずらして巾広に見せてます。帯揚げをたっぷり出すのが好みなら帯巾の調節も必要ないかもしれませんね。私はちょい見えくらいが好きです。
細いタイプの帯締めは焦げ茶の縁取りが入った辛子色。明るくピリッとポイント。
同じ着物でも、帯一つ小物一つで全然イメージが変わりますよね。今度着る時にはシックな雰囲気にして組み合わせてみたいと思います。
うそつき袖とうそつき衿、エアレットで「うそつき長襦袢」
今回の着物の中身はこんな感じ。
肌着(裾除けスリップ)であるエアレットに、自作の別アイテム「うそつき衿」と「うそつき袖(古い羽織の裏地を外して作った替え袖)」をセットしての「うそつき長襦袢」。
※和装の汗対策肌着、私の失敗と経験からのエアレット←過去ページ
以前より緊張汗も減りましたし、自分でチャチャッと楽に洗える長襦袢(シルックや麻)も数枚そろえましたから、この頃はこういったうそつき類の使用は随分と減りました。ですけど、長襦袢に付いてる半衿じゃなく別の半衿にしたいとき、いちいち付け替えるまでもない時はこのエアレットを利用してます(袖丈の合わない着物の時にも)
二部式帯もいわばうそつきだし、まさに今回はうそつき三昧でしたね😊
雨コート、持ち物
紬の道行きコートを着たいと思っていても、雨で濡れた道には着物の裾まで覆うロングなコートの方が私は安心です。
数年前に古い帯から作ったお稽古バッグが頼り。扇を横にして入れられるよう作りましたが、こんなものでも意外に重宝してるんですよね。そのうちもう一つ作ろ、なんて思いながらも手付かずですけども。。
透明カバー(ドーム形)の付いた雨草履を履き24本骨の大きな傘。
いつまた雨が降るか分からない、しばしの晴れ間にナニこの日差し!これが11月の天気かぁ?と空を仰ぎながらのバス停前。場所によってはアスファルトも乾くほどでした。