1枚は欲しい付下げ小紋、もうひとつの和服の魅力

稽古前の会話中♪

黒地の小紋と薄紫の小紋・・?と思いきや、もしやこれは?と聞くと、

やはり付下げ小紋でした。一方付け(肩線を境に柄がすべて上向きに描かれている)とも言われていて、これは更にポイントになる柄が前後の身頃裾と左袖前、右袖後と、ポンポンとあります。

一見は小紋だけれど実は付下げ、そんなさり気ないお洒落がお好きなんですね。この1月にも紹介しましたが、他にモノトーンの細かな柄のを着てらしたことがありました。そのうちまた見られないかな😍

グリーン系の叩きと暈しの染めが爽やかな小紋に紬の名古屋帯。帯まわりとの組み合わせが全体的にも爽やか色ですよね。

絞りの付下げはラベンダーピンク。あの日救済され着てくれる人がいて、着物も喜んでるでしょうね👍

黒地に地紋と絞りの入った小紋。総絞りの道中着は、元は羽織だったのだそうです。和裁に心得のある方に仕立て替えをしてもらったのだとか。

リメイクでは羽織の”マチ”部分をのままで道中着にすることがありますが(私がそのようにしてる)こちらはさすがにマチをきちんと外して縫ってありました。

袖巾も伸ばしているようですね。こんなふうに仕立て替えやお直しをして着てゆくことも、受け継いでゆくことも、和服の魅力のひとつでもありますよね😊