目を奪われた水玉付下げや斉藤三才の色無地など夏着物紹介

毎週水曜のお稽古着物、8月第4週目70代80代の薄物

立体的で面白い柄水の玉

半衿から帯着物までブルー系に統一した組み合わせは付下げ。紗の水紋柄に浮きあがってくる立体的な水玉!シャボン玉が飛んでるようにも見える、驚きの染技術ですね~。

水玉に水紋も透けて見え、いったいどんなふうに描き染められてるの?と横から透かしてみたり裏返してみたり😅

作家 斉藤三才のきもの

こちらは絽の、ぼかしが美しい色無地。下前の衽に記された染色作家の落款は斉藤三才ですね。私はお名前しか知りませんでしたが、親子3代にわたり染色工芸を継承進化させてきた染色作家さんなんですね。凄い😆

先代は斉藤才三郎さん。二代目が斉藤三才さんで3代目が斉藤上太郎さん。今回初めてHPを拝見しました。→株式会社三才

ラベンダーのようなスモーキーピンクのような紗の小紋。帯の一色とリンク。
キリッとした目の覚めるようなブルーに大きな麻の葉模様は、絽かな?目立たない赤も少し入っていて、それに合わせて赤いドット柄帯を選んだのかな?
小豆色の紋紗。私もこの日似た色のを着ていて(母が遺した紋紗)、似てるよね~とお互いに😄
竹紋様のこちらも紋紗。私は竹の柄が大好きなんですよね。葉が有ってもなくても、この節々のある姿が好き。
ということで先週の稽古日、先輩たちの着姿でした。
薄物もあと1、2回ほど。着物も着やすい季節に入ってきますね。