11月第2週目、先輩たちのお稽古着物をご紹介😊
さてこちらの方は踊りの先生なのですが、今回はぼかしの入った薄い辛子の色無地でした。草花の地模様も素敵です。
襦袢のお袖が、着物に直接つけるタイプの「内袖・付け袖」とよばれる「うそつき袖」なのです。ぼかしグリーンに柄の渋い感じ。
実は普段に着る着物やお稽古着物には全てこのようにして内袖を縫い付けているのだそう。一着一着それぞれにですよ。凄いですよね。
昔から、特に踊りの方々が多く採用している内袖。先生は昔、和裁士としてもお仕事をされていたとのことで、自身のならチャチャッと縫い上げてしまうと。
それにしてもいったい何枚作られたことでしょう😅(ほんとすげー・・)随分と前には私も試みたことがありましたが、袖を作ること自体が面倒になり途中でやめました。
ところで色無地をよく見ると、「苦難や災厄をさらりと流す」・・などの意味がある「流水文」が白の飛び柄で入ってるんですよね。
普通に見ただけでは気づかない、でも色んな意味思いが込められてる着物の柄って奥ゆかしくて美しく、ほんとに楽しいです。そして、半衿と帯と内袖がみごとにお揃いの色~😄
他の皆さんも、全てのふだん着物ではないものの内袖率は多いです。
次に、どんな小さな布でも無駄にしたくないというハンドメイド大好きな先輩は、茄子?お守り袋?デフォルメされた柄が面白き黒地の小紋です。お稽古の前日にチャチャッと二部式にしたという名古屋帯で😄
シンプルなモノトーンの付下げは、普段のお洒落着にも気張らず着られる感じでいいですよね👍 袋帯からのリメイク半巾帯と。
紬に舞台衣装で使った水色に銀糸の半衿を合わせてます。衣装関係も小物から沢山あり1度きりの使用は勿体ない。普段の着物にも使えるものは活用ですね。