合わない着物と帯を無理やり合わせたお稽古着物

 今日は絶対この帯!からの小紋と小物の組み合わせ

この前からずっと「これも使ってあげなきゃ」と思っていた名古屋帯を、今日は締めました。

だいたいは着物を決めてからの帯選びという流れなのですが、今回は帯を先に決めてからの着物選び。

なのですが今朝から雪そして雨に・・ということでポリエステルの着物に決定。ポリで着たいものといえば今日はこれ。ということで縞の小紋に決めました。

ですけどこの小紋にこの帯は、ハッキリ言って色的にもあまり合わない雰囲気なんですよね。しかも間違いなく合うポリ着物は他にあるにもかかわらず、絶対これで行く!😆と、少々無理やり?なコ―デを組んでみたわけです。

帯と着物が合わなくても小物使いで調節する

通常なら帯を主役にとか着物を主役になどと考えるところ、今回はそのどちらでもなく曖昧な感じ。けど言うなれば気持ち的には「帯」なんですよね。

”締まり”色を帯に入れることで、いくらか調和がとれるのでは?ということで合わせたのが、着物の縞にもある紫系などの渋く濃い色。

帯揚げと帯締め(大島の三分紐とビーズ帯留め)の色を足したことでなんとかなった?

多分昭和の帯反物(デットストック)を平成で仕立てた八寸の名古屋帯です。この感じの帯ってよくありましたよね。踊りのサークル先輩たちの帯でもよく目にする雰囲気です。

意識しないと仕舞い込んだままになりがちな帯のひとつ。その半面、朱や黄が主な見るだけで気が上がるこんな色を時には締めたくなるのです。

しばらくぶりで、お太鼓結びにも角出し用の枕を使いました。普段着に使いやすい平たい形状と背中に優しいウレタン素材、ラクです。

お太鼓にしていることも忘れるほどでした😀