既製品の仕立て衿(付け衿うそつき衿)使ったことある?過去の使用感と使い方、萌える刺繍半衿で

先日のお針作業でやった半衿付け。既製品の仕立て衿を使いました。

使いづらい既製品の「うそつき衿(仕立て衿)」

私は刺繍の半衿にとにかく萌える。年齢的に同じ刺繍でも花柄以外とか、花柄でも大人な雰囲気とかがいいですね。特にこういったぼかし染めなんかが入ると、やられてしまいます。

好みな色味に折り鶴も。この半衿を随分前に1度だけ使ったことのある「仕立て衿」(付け衿とかうそつき衿だまし衿などと呼ばれています)に付けてみました。
半衿を縫い付けてしまうその前に、「仕立て衿」に仮にクリップで留めて自分の首元に沿わせてみます。好みの柄出し位置を探るためです。
左右逆にしてみたり上下をずらしてみたりして決めたのがこの感じ。左側の衿の方を長く取っているのは、地色や刺繍の柄が左右同じ位置にくるのが少々くどく感じるから。
結果長さが揃わなくても、どうせ半衿の端を折って縫いとめるので大丈夫。仕付け糸で十分です。ザクザクと、でも中央辺りはすこし狭い間隔で縫い付けました。
この仕立て衿はバチ衿ではなく広衿タイプでこんなふうに折って使うようになってます。衿芯もここにはさみます。中央には衣文抜きが付いていますがカタチだけ?細いから、あまり効力がない。
とりあえず出来上がりはこうなりました。実際に着てみたらどんなふうかな?それは後日また、ということで。

初めて仕立て衿を使ったときに感じたこと

着物初めの頃14、5年前に初めて使ってみた既製品の「仕立て衿」。それがたった1度きりの使用で長いこと仕舞い込んでいました。

なぜあれから使わなくなったのかと言うと、数時間着ていて気が付けば衿の後が浮いた感じがしたから。見た感じでは気づくほどではないものの、着ている自分自身がキモチ悪い。単純に、ダメだこれ、と。

後になって浮く原因を考えたときに、この申し訳程度についている細い衣文抜きがしっかり安定しないことと、猫背気味だった自分の姿勢が原因と気づきました。背中が丸くなると引っ張られるのですよね後ろ衿が。その結果があとで浮く現象に。また装着時の紐類の使い方も関係するのかな?

のちに日舞をするようになってから姿勢を意識するようになりましたが、今回使ってみてどうかな?と期待して再度使ってみることにしたのです。

仕立て衿の使い方ふたつ

ひとつは、筒袖の襦袢や他のインナーなどにそのまま装着。衣文抜きの巾が細いから衿をグッと抜くと、抜け方が三角状になります。指を置いてるこの幅が最低でもあるとホントは綺麗な形で抜けるんですけどねー、安定感も増すし。

衣文抜きは市販もされてるし自分で作ってもいいですね。ちょっと進化した衣文抜きもありました。衿付けの部分がくり型になってるのがミソ。というより衿付け部分の巾が広くていい感じです。


それから、衿先がもっと長い方が着た後でも直しやすいので、必要ならば足し布をするといいいですね。

さてもう一つの使い方は、既存の長襦袢の衿にかぶせる方法。そもそもがこの使い方も出来るとの前提で売っていたものです。(今はどうなの?)

このように長襦袢にも半衿が付いた状態ですが、このままでかぶせてみました。衿の重なりでかなり分厚くなるかと思いきや、まあ思ったほどでもないか・・

けれども、はい後ろ衿!装着がちょっとズレましたが、大きく波うってますね。

この現象は衿の厚さで被せが浅くなったせいか、もしくは仕立て衿そのものを裏向きにして衣文抜きが肌側にくるように被せればよいのか?そこまでは試さなかったのでちょっと分かりませんけど、そのうち機会があれば。

このような仕立て衿、日常的に活用されている人には何かのアイデアあるのでは?最近ではいろんなメーカーのがあり使いやすく改良もされてますね。

やっぱり一番は筒袖半襦袢活用のうそつき衿(袖なし半襦袢)

初めて仕立て衿を使って止めたあの日以来、例えばこのようなスタイルでうそつき衿をしていました。(ここまで広巾じゃなくてもいいが)

使わなくなった二部式襦袢や筒袖半襦袢などの袖を外して再利用し活用してきたのがこんな形で、両肩幅をもっと狭くしたものが大半でした。晒の身頃は滑らずズレにくいのです。肩幅又は見頃巾は好き好きです。ちなみに踊りの衣装には当たり前なスタイルのうそつき衿なんですよねー。

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