3)手作りモンペに取り掛かる、下準備で発見したこと

こんな可愛い手作りの袋にモンペを畳んで渡してくれましたよ。

貸してくれた見本にするモンペ
古式モンペです。これを穿くときには、まず後ろ見頃に付いてる両紐を前にもってきて縛っておく。次に前見頃に付いてる両紐(長い)を後ろに廻して交差し前中央で縛る。
普通のパンツタイプで胴も裾もゴム というのは作ったことがありますが、この形も一度作ってみたかったの。
裾部分です。1センチタック6本にカフス(カフス?)

持ち主は小柄なので、私のは股下をこれより10センチ長く見積もりました。穿き口、両ワキの開き部分前後に紐。 タック2.5センチが前後4本づつ。
股のマチ部分。長ーい二等辺三角形が4枚接ぎ合わされて、開けば菱形になってます。
発見!
足の、細くなる部分の切った残り布(長い三角形)を使うんですね。無駄がない。
左右に1本づつの他に、後ろの腰にあたる中央部分のタックが・・
発見!
へ~ そこはタック右向き左向き、向かい合わせに重ねるんですねー。それが、ゆとりの他に、お尻のあたりの線、横から見た時の線がきれいにみえる理由なんですね。
とりあえずは紙に、自分で分かりやすいようメモしました。

昔、お友達と一反を分け合ってこのモンペを作ってもらったそうで、多分この反巾は36~37センチ。木綿100%かと思ってたけど混紡のようです。そのほうが洗い易いですしやわらかいですね。

ミシン縫いですけど、着物のようにムダのない作り。折込やタックで反巾を使いきっています。モンペをこんなにじっくり観察したのは初めて。お勉強させてもらいました。

これから少しづつ、頑張りま~す

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