花柄の半巾帯で母を偲んで着物着る

昨日はサークルの日でした。母が亡くなったばかりなので休もうかとも思ったけれど・・

私が近年母の着物を着てることも踊りを習ってることも、認知症の出る前はよく解っていたのでとっても喜んでくれていた。それを考えると、やはり行くことにしました。

母が好きだった笹柄の紬を着て行きたかったけれど、積もった雪が雨で解け道路はグッチャグチャ・・。泥水が撥ねて汚してもイヤなので、やはり化繊の着物に変更し、そのかわり帯は母の遺した帯を締める。

もとは八寸名古屋帯の反物で未仕立てで残っていたものなんです。それをただ半巾に折っただけで両先はまだ始末しないままに結びました。そのうちきちんと手をかけましょね。

今までもそうだったけど、この先もずっと母の着物をいつでも纏える・・それは私の喜び励みとなりました。

今回は先生が見える日だったのが急きょ来週に変更に、急に冷え込むと体もついていけないですよね・・

こちらのサークルは私を除いて皆さんご高齢、70代~80代です。なので、ついつい母とだぶってしまってウルッ・・。いけないいけないと切り替えながら。

最近習ってた曲自体がまたぴったりで、尚のこと気持ちが入ってしまうの。踊りが大好きな母に、結局は見せてあげられなかったな。

しんみりと、偲ぶ思いの反面、よし! これからまたスタートだ頑張るぞ~って力が湧いてくるのが不思議。

母の姿はもうないけれど、なにか、ものすごく身近に母の力を感じている。心の奥底から湧いてくる母の力・・偉大だねえー 

おかあさん、ありがとう!