浴衣に名古屋帯1|綿絽の浴衣と夏帯で角だし

着物を着るようになった頃に初めて自分で購入した浴衣。所々に付いていた金彩もすっかり取れ、全体の地色もかすれた感じになっています。かれこれ10年近くなります。
でも稽古にはまだまだ着てる、黒地の綿絽浴衣です。柳、燕、水紋の柄です。
同じ浴衣でもこのような柄だと着物風に着ても馴染むので「名古屋帯」を締めても合うのです。
合わせたのはベージュ系に淡いブルーやピンク、ラメなどの縞が入った絽綴れの夏帯です。この帯の色味が全体に明るさ若さを出してくれるようです。

また、普通のお太鼓よりも、角だし(または銀座結び)の方が浴衣のラフさにしっくりくるようにも思います。

夏用の帯締めをしていますが、帯締めよりも「三分紐」にガラスやビーズなどの「帯留」のほうが涼し気だし、スッキリしたアクセントになると思います。
ブルーかグリーン系などのそれが有ると良かったのですが手持ちには無いので残念。

前回同様、浴衣に半衿をしています。
ですけど、名古屋帯をする場合でも半衿をするしないは自由です。しっかり「お太鼓」を結んでも、衿元はあっさりと涼やかに・・という着方もいいものですよ。
恥ずかしながら、夏にはこんなちょっとした薄い手袋をして帯や帯締めを扱います。夏は手垢が付きやすいですからね。汗かきな私の工夫です。
それと、今更ながら気が付いたこと。
以前作ったように、夏帯こそ、二部式の「付け帯」や「作り帯」にすればいいのに・・ということ。

後ろ手でお太鼓を締める動作(私は前結び派ですけども)というのは、夏には汗の出ること。それこそ、暑いし面倒だしで「今日は名古屋帯にしよ♪」な~んて気にはなれません。 (これでまた、次の宿題が決まりましたね(-""-)・・


今度は白地の浴衣に名古屋帯を合わせてみますね。