今日は稽古日でしたが、いつもは半幅帯のところ珍しくお太鼓で行きました。
その理由は、浴衣に名古屋帯のタイトルに合わせてです( ˘ω˘ )
名古屋帯は麻素材。麻でも前回のようなザックリ感ではなく、細い麻糸で一見紗のイメージです。今回も半衿はなしで「浴衣感を出しつつ名古屋帯を」という着方をしました。
夏の稽古は特に汗が滝のよう(笑)半衿がないと首を伝う汗で衿がびっしょりになりますから、稽古中は手拭を浴衣の衿元に挟み込み、カラダの方はいつもの「たかはし工房」シリーズで対策万全です。
年を重ねると、後ろ手で結ぶこと自体が肩や腕の痛みなどで辛くなる場合もあるようで。
私は前結び派ですが、気分によってはゆっくりと優雅に(?)後ろ手でお太鼓作ります。着るとき、装うひと時そのものが、幸せの時間でもある訳ですしね。
・・と言いつつも、今日は急いた支度(''ω'')なんだか帯も少々曲がっていたもよう~
普通にお太鼓ですが全体に丸みを出してみました。浴衣なので帯はもう少し小さめに作った方が良かったかもしれませんね。それか、個人的にも好きな角だしとか。
帯枕はよくある丸っこいのではなく平たいちょこっと帯枕で。普段のお太鼓には薄っぺらい帯枕の方が好きです。カバー(紐)がニット製でよく伸び、くい込まずに締まりもよいんですよね。
角出し用の帯枕といっても、なにもわざわざ市販のものじゃなくたってね、張りのある紙とかチラシや厚紙を、畳むなり切るなりしてもいいのだし。
そうそう、始めの頃は古い衿芯の再利用・・をしました。プラでも薄いスポンジでも、あるいは芯なし(帯揚げのみで、しっかり結ぶ)だっていいのです。自分が使いやすければなんだってOKですよね(*´з`)
帯を締めながら思いましたが、麻を守るためにもやっぱり二部式にした方がいいなぁと。お太鼓を作るとき、二巻きしたあとは縛らずに畳むやり方(縛る、ねじる、畳むの方法がある)をしていますが、それでも麻に負担がかかり細かなシワがしっかり付きます。私はそれがとっても気になるのです。
夏の縫いものは嫌なので秋になったら、これも含めて普段用の夏帯は二部式決定です。