和装のアイデア肌着「くノ一麻子」
写真のは、和装ブラをしたくなくなり購入した肌着 くノ一麻子です。肌着なのだけれど、ただそれだけではありません。私にとっての必要な機能が揃っていました。今のところの個人的な感想を書いてみます。
機能1~汗対策
肌着としては信頼できる汗取り力。それは・・特に「ワキ汗」など着物の抱き染み防止に。そして背中部分「お太鼓の色移り」防止に安心感がはんぱない。
そもそも、和服初心者の頃に自分の「着物のワキ汗対策」でさんざん迷った挙句にたどり着いた肌着が同じショップの「満点スリップ」というもの(満点快適肌着も)でしたが、これにもワキと背中に防水布が付いています。
必要な部分的にサンドされてる麻ワタは着ていてもそう暑苦しくない。昨日は28度ほど、外を歩いていて風が胸や背中、ワキなどをスッと通るのを体感しました。
機能2~和装ブラなしOK、充実の補整機能と進化の形
まずカラダにフィットします。着た瞬間、すご~い♡と心地よい自然な気持ちが言葉になった瞬間でした。見た目よりずっと軽くて、肌に当たる綿楊柳がサラサラとキモチの良いものです。
まず紐の付け方その位置と角度、巾広紐の形なども重要なポイントなのですね。このおかげで胸をキレイに包みしっかり押さえてくれるようです。着方のちょっとしたコツもHPで教えてくれてますよ。
私は普段の着物ではほとんど補整はしないので、これを着ることで着ぶくれ感を感じるのでは?と、初めは少々気にはなってました。ですがほんと要らぬ気掛かりでした。
中の麻ワタ自体も、2、3回洗ううちにもっと柔らかく小慣れてくれば、さらに肌着らしくフィット感が増すだろうと思います。
逆に、腰からヒップにかけての線にもっと補整をプラスしたい人は、後ろにポケットがあるので補整をそこに足すことが出来ます。カスタマイズ可能なんですね。
初めて買ったが私に画期的な肌着(下着)だっただけに、よく思っていたのが「これに和装ブラをしなくても済む補整機能があればなぁ・・」ということでした。
それが知らない間に新商品として発売され、のちに気づいたものの即購入には至らず(笑)迷いに迷っての購入に笑いました(なんだ早く決めてればよかったよねと自分の声に)
かの満点スリップの時もそうでした。結局は無駄な迷いだったみたいな。
機能3~うそつき袖、替え袖機能で襦袢が省ける
この肌着の機能には、気軽に簡単に着物を着られるようにするアイデアもあります。
付け衿、付け袖(替え袖・うそつき袖)はもう常識になってる今、これを活用すれば着る枚数も減らせて、面倒くささや不便さがクリアできるものです。
袖付け位置には薄手のマジックテープが縫い付けてあるので、同じくマジックテープ付きの替え袖(うそつき襦袢袖)を取り付ければ肌着がそのまま襦袢に早変わり。襦袢(上半身)が不要になります。
着物の袖丈違いで手持ちの襦袢が合わないこともあったりしますが、袖だけ作っておけばいいわけですね。半衿も付け衿でいいわけです。私は何枚も付け衿を作ってあります。(替え袖も付け衿も販売していますね)
自分の都合に合わせた要望を言うなら・・
この肌着に個人的な要望を言うなら、袖がもう数センチ長ければいいと思いました。普通の筒袖襦袢と同じくらいあってほしいということです(満点スリップもそうでしたが)。
ひじがしっかり隠れるくらいがいいです。(これは後日綿レースを足して袖丈を長くしました)