紬のレトロなアンサンブル、名古屋帯と半巾帯コ―デ|羽織「乳」の位置と流行りの羽織紐

今月予定の、新年会のチョットした打合せ(打ち合わせと称する、なんとやら)に、頂いた紬のアンサンブルを着て行きました。

喜んで着てますよ♪アピール(笑)ですね。着てくれてると思えばやっぱり嬉しいものじゃないですか?下さった先輩も良かった良かったと言ってくれました。

昨日、予定のコ―デをトルソーに着せていました。それがこれ。

コットンの柄半衿を付けたモスリン襦袢に、カラフル紬の名古屋帯。半衿は替えた方がいいかなと思いつつ・・
今日になって、出掛ける段階で気が変わり気楽な半巾帯となりました。(';')
半衿も普通に縮緬の白です(うそつき衿で襦袢省略、長袖の下着とスパッツ)なんということもないあっさりコ―デ、この方が自分らしいわ。
そのかわりにでもないですが、せっかくなので対の羽織を羽織って行きましたよ。今はアンサンブルってあまり着ないようだけど、なんかレトロちっくでいい。

対で着てみると、以前他のアンサンブルを着た時よりも、なんだかしっくりくる感じがしました。色柄のせいなのか、こういう昭和スタイルが年相応なのか分かりませんが。

羽織紐と「乳」の位置

先日のとはまた別の手作り羽織紐をしました。(琥珀ビーズとメノウの羽織紐)

普通の昔からある羽織紐もいいけれど、それだと更に古さを感じるので、こういったビーズやチェーンを使うとレトロな中にも少しだけ現代感が出ると思います。それも好みでしょうけど如何でしょう?

ただ、もう少し「乳」(羽織紐を通すチッサな輪っか)の位置が下にあったらいいなと思いました。

羽織の「乳」の位置を変えたい時の便利なアイテム

既に付いてる「乳」の位置って、着る人が変わると「乳」の高さ低さも変わってくるんですよね。からだの厚さ薄さ、衣文の抜き具合、帯を下めに巻くか高めに巻くかなど・・それによって「乳」が上がる又は下がります。

それ以前に仕立ての段階で、一般的に若い人は「乳」も胸高で年齢と共にその位置も低くなるといった具合ですね。

私は、前の持ち主より厚みのある体形だし帯も下め。ましてこのアンサンブルはそもそも今の私より若い頃のでしょう。
「乳」の位置を変えることは可能だけれど、そこまですることもないですよね。

そういった場合、こんなアイテムを使えば「乳」の位置関係なく自由自在です。付けたり外したりが簡単だから使いまわせるしね。
羽織紐 チェーン(鎖)クリップ式タイプ うさぎ 貝合わせ 桜 取り外し楽チン
しかしながら「羽織紐」となると結構なお値段になるんですよね、なぜか。

例えばこんなのも使えそう。これはクリップ式のストール留め。手持ちのビーズや100均クリップで手作りすればもっと安上がりですけどね。



こんなのも素敵じゃないですか?

これ、もう2㎝ほど長さが有ったら絶対買ってましたね(^^)残念?

クリップ式は羽織の生地を傷めない仕様というのが大事なことですね。


・・ということで、着ないかなと思っていたアンサンブルの羽織も積極的に着て行こうと思った次第です。他のアンサンブルもそうしようと思いを新たにしたのでした。

そして、普段着にピッタリなクリップ式の「羽織紐」これはひとつ増やしたいアイテムとなりました。手作りするか買うかは、分からなーい。