50代60代でも着れる?10代の頃の着物

60になろうとする私が、最近「着たい」と思ってる着物2点。まあ、普通考えるともう着ないでしょう?(着ちゃいけない決まりはないけれどね)

これを年相応に着られる方法はある?というか自分らしく着こなすには、どんなふうに着て、どの帯や小物を合わせたら可能だろうかと考えているところです。

まず一方は、紬地の染め小紋(染大島風)。
これまで普通に、といっても年に1度だけですが昨年も着ていました。ただし踊りの稽古や普段の「ちょっとそこまで着」のみで。

気になる点は見ての通りオレンジな「八掛け」の色です。ですが「八掛けを別の色に取り替える」ということは全く考えていません。(画像よりはもう少し暗いオレンジ)
柄自体が若い人向け、バラや牡丹など様々な草花が描かれています。

自分と同年代またはそれ以上の人達からは「まだまだ大丈夫」とか「そういう色をもっと着るべき」と言われていて、和装にすっかり慣れたことで以前よりはずっと抵抗がなくななってきました。

もう一方は、大島に似た紬のアンサンブル。
ブルーグレーの濃淡縞で八掛けの色がターコイズカラーと、とっても好きな色なのです。

色的にはいいのだけれど、気になるのは飛び柄の「蝶」。これがどうにも可愛い雰囲気を醸し出していますよね。(そもそもこの蝶柄が、若い頃にも抵抗があって全く着ていませんでした。)

蝶柄自体には年齢的になんらの問題はないにしろ、蝶の雰囲気がね、配色が子供っぽい感じ?ああなんでこの色?と残念な思いです。(オレンジっぽい色が)
これ、40代後半に着物を着るようになった当初、一旦は出して見たものの結局は着ず仕舞い込んだまま・・それがなぜか最近になって急に気持ちが向いてきたというわけなのです(今更~)

アンサンブルだけれど「対」では着ない方がいいな、とは思いました。それぞれ別で着る方が柄的にも着やすいと思います。

こんな趣味の変化、気分の向きも、結局は・・
トシだからだね。と、笑っていいよ(-ω-)

別に、半巾帯なんかで踊りの稽古やその辺で着るのには何てこともないけれど、お出掛け着(街着)として着るにはどうでしょう?ってことなんです。
明日はそんなコ―デを探ってみようと思います。(と言いながら自信もないが)

続きは→娘時代の着物を50代60代で着る、着物と帯の組み合わせ