今日の稽古には化繊の着物で。
5年ほど前に在籍していた日舞の教室で頂いた稽古着ですが、踊り用だけあって裄丈がたっぷりです。袖巾は反物巾いっぱい使って更に肩巾も大きい仕立てになります。
右肩後ろのダブつきって、けっこうありがちです。きちんと方に添わせ前衿を合わせたつもりでも、着たあとで自分の後ろを見るとちょっとダブついてたりずれていたり。それはひと手間の抜け。
注意することは腰紐を締めたら左右を一旦深く合わせることです。上前(左身頃)は右脇縫いの方へ引き寄せ、下前(右身頃)は左の身八つ口から手を入れて左脇縫いの方へ。衿下辺り、胸辺り、おはしょりと、3段階で引き寄せ整えます。
下前を適当に済ませたのが一昨日のウール着物だったわけですが、このちょっとしたことでウール着物、右肩後ろのダブつきも解消されるということですね。
