藍大島に衝動買いの黄色い帯

数日ぶりの着物に、藍大島を着ました。
この藍大島は紺色系だからか、着ていてすごく落ち着く着物ですね。
もう何年も前に自分で解き洗いしたうえで仕立て直してもらった、母の古い大島。
けっこう柔らかくなっていて、私の次はだれが着るんだろぅ・・なぁんて思いながら今日は身支度していましたよ。
先日、5、6年ぶりに懐かしさと冷やかし半分で和服専門のリサイクル店へ立ち寄りました。あの頃の店主も変わらずそこに居て、お仲間(お友達)と3人で古布を使っての小物作りを、おしゃべりしながら楽しんでいました。

しばし久しぶりの会話をし、買うつもりもない(笑)着物類をあれこれ眺めていると、ふと向こうに見える黄色い色に目が留まりました。
すぐに駆け寄り手に取ったのがこの名古屋帯。黄色と言っても柄のおかげかケバケバしくはない。

思わずというか、、もう衝動買いでしたねぇ。ホテルのラウンジでコーヒー1杯楽しんだくらいの価格でしたよ。おかげでお茶菓子頂きながら久しぶりに着物のお話しも楽しめ、いい時間を過ごせたし良かったんじゃない?と自分に言う。

けっこう長い間売れ残っていたそうだけど私はこういうの好き😍黄色系濃淡の織り地に、小豆色をもっと黒くしたような糸の刺繍。その刺繍柄がエスニック調だけど全体の色柄に都会的な雰囲気もある。

六通柄という、柄が帯全体の6割くらいに入った(二巻き目が無地)名古屋帯です。帯揚げは水色の縮緬、クリーム色の帯締めに九谷焼の帯留を通しました。
ただね、お太鼓を作るときの柄合わせが・・。帯自体の長さは十分にあるのだけれど、ちょうど首の長い動物が描かれているところで柄を合わせるようになっていて、そうするとお太鼓内の折り返し分が割と少ない。
ことは全く足りるのだけどもうちょっとだけ折り返しが欲しいところ。もうひと柄ずらすと折り返しが多すぎてお太鼓がちっさくなるというで、まぁこれはこのままで仕方ないかな?

角出しにすると柄合わせもさほど気にすることはないかもしれませんね。今度やってみようと思います。

お太鼓の見えるところに付いてる折りたたみ線も気になる部分なので、どうにか手当てしようと思います。

そして後日、お太鼓の、見える部分に付いた折れ線~帯のたたみジワを取りました。