サマーウール着物「うっかりお尻の透け」とその対策

本日の稽古は急きょお休み。もっと皆さんと一緒に練習したい私ですが仕方ない。

なんと、先生が自宅の階段13段を一番上から足を踏み外し一気に落ちて骨折😱(背骨8番目らしい)とのこと。それで先日の旅行も不参加だったようです(その時は事態を私達に内緒にしていた)今日その連絡網が入りました。

かなり早めに支度していた今日の着物は・・
10年近く前、本とDVDにかじりつき初めて自分で作ったサマーウール(居敷当てなし)です。アイボリー地に細かな絣柄。毛とナイロンと麻もわずかに入っていてシャリ感のある着心地です。
少し透け感もあります。見る人からは「涼し気~」とよく言われますね。

夏着物、下半身の透け対策

気を付けたつもりでも、場合によっては(その場所の明るさ具合、陽の当たり具合)で、このように透けちゃいますの一例。お尻に四角く透けて見えるものは、付け衿(うそつき衿、替え衿)の端っこです。裾除けを巻いたあとに付け衿をした状態ですよ。
今回着物の下に着たものと、それを着た順序は、
  1. 裾除けをして、上半身は汗対策の満点肌着に替え袖付けて
  2. 付け衿して
うっかりでしたね。透け防止のためには付け衿の背部分は裾除けの下にすればよかった。順番としては、満点肌着→付け衿→最後に裾除けです。

今回は付け衿の端っこの事ですが、着たものによっては肌着の裾、あるいはパ〇〇が・・ってことも。この夏着物のように意識当てが付いていない着物は下着に注意しなければいけません。前身頃は着物の重なりがあるから勿論大丈夫ですけど。

下半身の透け対策としてこう考えました。
  • 裾除けそのものは夏物に限らなくてもいい。
  • 内太ももの汗対策にもなる楊柳のステテコ(長めの方が👍)と裾除けの2枚重ね着。
  • 裾除けと長襦袢。又は、ステテコと長襦袢の2枚重ね着。
  • 裾除け又は長襦袢に居敷当てを付ける。
と、こんな感じで、その時の都合よい方法でしています。(4つ目の、裾除けか長襦袢に居敷当てを付ける・・これはまだ手付かず😆)

着物を羽織った時に後ろの透け具合を必ずチェックですね。
部屋の中と外光(夜の灯でも)でもかなり透け度が違うもので、これで大丈夫だと安心したうえでちゃんと着付けます。

慣れてしまえばいちいち確認もしませんが、こーんなうっかりもあったよ💧というハナシでした。

やっぱりね、特に夏着物には居敷当て(後ろ身頃いっぱいの幅で大きなもの)を付けておくことが一番なんですよね!それこそ迷わず困らず不安なし😊ってね。
 
「夏の長襦袢又は裾よけには、透け防止に大きな居敷当てを付けている」という人も多いですね。夏着物全てに居敷当てを付けてるとも限らないので、その方が間違いない👌
50代からのヘア・・ にも記しましたが、髪をもう少し短く手直ししました。伸びるのも随分と早かったですよ。
和装には首回り(衿足)をもっとタイトにした方が良さげですね。

首が出る出ないで体感温度も違う。
この先は・・なんだかもっと短くなりそうな予感が~😏