稽古の着物~遠州木綿の着物に6寸帯★帯締めの房を切って三分紐

今日は木綿の着物にしました。

先週の稽古で、「踊りの練習にはもう単衣でもいいくらいだね」(会場は暖房が効いてるので)との会話から、この着物にしてみました。単衣仕立てです。

単衣は時期的にまだまだ早いですけど、基本的に木綿は(ウールも)冬でも単衣仕立て(袷仕立てもアリ)な訳だし別にいいや👌と思いました。木綿でも遠州木綿という厚地の生地で、糸が太くて紬のような雰囲気、質感です。

黒地に柄は刺し子風。
この帯は、巾が22㎝で長さが308㎝というもの。両端がピンキングバサミで切ったそのままのものなのです・・❔❔❔

何かの理由で切っちゃったのかな?と思うものの、切ったところには織り終わり印的な織り方になってるのです。なんか、分かんない帯です(笑)

そんな帯でも使ってますよ💪

長さは別にして、これは6寸帯(6寸にちょっと足りないくらい)というもので、半巾帯(5寸)として巾を折りよく使ってました。

今日は6寸帯として使用です。胴に巻く前部分だけ6㎝ほど折り込んで巾を細めにし、吉弥結びにしました。巾が有るので普通の半巾帯で結ぶよりボリュームが出ていいですね!
そうそう、木綿がいくら厚地といってもやっぱり単衣。稽古場ではよくても道中は足元が寒いかもとモスリン(薄いウール生地)の長襦袢を着ました。ホワっと暖か~い。

これも娘時代からのですが、昔は必ずと言っていいほどこの長襦袢1枚~はみんな持ってましたよね。モスリンは自分でも手入れし易いし冬の普段下着にはもってこいですね。
黒地にポップな色のポイントが入った若い頃の帯締め・・このままの雰囲気では年齢的にもう合わないなぁと、使っていませんでした。
帯締めでも巾が細いので、もしや三分紐に丁度いいかもと、房を切り落としました。房の根元をトントンと押し潰すと帯留め通しに通しやすくなりましたよ。
以前から、黒い三分紐が1本欲しいと思っていたのでラッキー👍

道路わきの雪はまだまだ山積みで風も冷たいけれど、日差しが強くて地面のアスファルトが出て歩きやすかったです。ショールすら要らないくらい暖かでした。

春だなぁ~
ベルベットのコートも今日でおしまいです。