自粛中のGWはお庭でバーベキュー、つぶ貝の食べると危険(毒)な部分と美味しい食べ方

自宅の庭で、ゴールデンウイーク恒例の焼肉。

娘夫婦と孫3人、息子と私ら夫婦。一日ゆっくり、みんなと美味しく楽しい時間を過ごしました。自粛で何処かへ遊びに行くという楽しみのない孫たちにとっても、今回のこの時ばかりは唯一の楽しみだったようです。

人数も多いから、コンロ(やっぱ炭で)2台。牛肉、牛ホルモン、焼き鳥、ホタテ、ツブ、カキ、ハマグリ。アスパラガス、生野菜サラダ、もやしとほうれん草のナムル。お茶とジュース、ビールなど飲み物。

あと、孫たちのリクエストで、マシュマロ、チョコ、ビスケット。これはビスケットに焼きマシュマロと焼きチョコをサンドして食べる用で、サクッとトロッと甘くて、これけっこう美味しかったです。
今回手に入ったツブ貝はちょっと大き目。ツブを見れば思い出すのが、私が子供のころのこと。母はよくツブ焼きをしてくれたものです。それも手のひら程のでっかなツブ。調理するその様子をなんとなく見ていたものでした。

そのやり方は、ざっと洗ったツブを一度大きな鍋で蒸し茹でし、貝からツブの身を引き出して毒性のある”唾液腺”(アブラと言ってます)を取り出す。再び貝に戻しておき、下ろし生姜を加えた醤油を垂らして炭火で焼く。これが旨いの!
ある時はこんなことも😰↓

知らなきゃ怖い!安心して美味しく食べるためのツブ下処理

私が子供の頃の話。
特大の真ツブを2個食べて2、30分後・・。なんとも酷いめまいで頭の中グラグラ正に酔っぱらったような状態に。部屋の明かりさえ眩しく感じ目を開けてられないんですよ・・

死ぬほど具合が悪いのなんのって・・家族が気が付き即夜間の当番医へ。そう当たったんですね、中毒です。吐き気はあっても吐いたということはなくて、また、病院でなにか手当をしたのかしなかったのか今では記憶もないのだけれど。

結果的にわずか数時間の症状だった記憶、時間の経過とともに元には戻りましたが。ツブの唾液腺を取り忘れてたのがあったようなんですね。たまたま私がそれを食べたというわけ。

ツブの忘れられない思い出。そのおかげ?で、自分で調理する立場になってからどんな小さなツブでも必ず”唾液腺”を取る習慣がつきました。

今回もきちんと下処理しました。ツブのふた(?)の下、胴?の部分の中央に”唾液腺”がありますが、縦に切れ目を入れて脂の塊りみたいなの(少し黄色っぽくポロポロっと外れる)をしっかり取り出します。
これでみんなにも安心して食べさせられるってもの。

余談ですが、渦巻状の内臓はどうします?これは好き好きで、私は全部食べてますよ。あんな事があっても相変わらずツブは大好きです。

生姜醤油でさっぱりと、が一番美味しい

バーベユーでは、やっぱり生姜醤油かな。

下処理したツブを貝にもどし、おろした生姜を少しいれ醤油をタラリと。この醤油は香りつけ程度でほんのちょっとだけ。

醤油が多いと塩っぱくなるしツブの味が台無しになっちゃうからね。ツブに含まれる塩気と醤油の香り、そんな感じかな。

焼いてるとツブから出るダシ汁が貝いっぱいに溢れ出てくる。この旨味をこぼしてしまわないように上に向けて焼くのだけれど、グツグツと汁が湧いてきたら食べごろ。下処理で既に火は通ってるから、焼きすぎると水分が抜けてカラカラになってしまう。

コリコリの美味しい身だけじゃなくツブの旨味生姜汁(笑)も味わうんだな~😍焼き肉の油っこさもさっぱりさせてくれる。

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夕方、車のガソリンを入れに出かけましたが、通り道のあちこちでも見かけました。昨日はどのお宅も”お庭でバーベキュー~”の日でしたね。

北海道では、ガレージを利用してのBBQ多いんですよ~