もうかなり前のことですが、今日のような5月のある日に美術館へ行ったと時この本塩沢を着ていたのでした(それはこのブログを始める前)
芸術の数々に触れ、ホテルランチ、同行した(今は亡き)人との会話など、その時のことを思い出していたからです。
単衣で(大居敷あて付き)シャラシャラッとした感触の織地は今の季節にちょうど良く心地いいですね。柄が訪問着のように入ってますが、あくまでお洒落着です。以前聞いたところでは塩沢お召しの訪問着などと言うらしいですね。
地味なイメージですが、地色のシルバーグレーは日差しや光の下で明るく輝きを見せてくれるのです。そこが好き。今回はシルバーラメが入ったレースの半衿と白地の帯にしました。
これを着るともう一つ思い出すこと。それはこんな大失敗をしたこと。その当時はしばらくしてから、思い切って専門店で洗い張りし仕立て直しをてもらったのです。古いものだったからちょうど良かったのかもしれませんね。
背伸び感を否めなかったこの着物も60を過ぎた今、やっと馴染んできた感じがします。着物から「もういいよ」と許された気もしました。これから先が着どきですね。




