50代もっと赤い着物着よう~

よく 「私にはもう赤いから着られない・・」 とか言う赤い着物。

直接「赤」までではなくてもパッと華やかで明るい色柄(元気な色?)などにも「赤い」という表現をしますよね。

年齢にはハデな色柄のことだったり、赤い?明かい?若い?というか。「赤い着物」イコール「若い人向けの着物」といったことなのでしょうね。けど、ほんとかなぁ。年齢に合わせて地味色着てたら、もっと老けません?

手持ちの中での赤い着物(若い頃の着物)上のシルクウールはもう少し暗い色だけれど、一般的には50代ならもう着ないのかもしれませんね。
袷仕立ての染め大島風ですが、さすがに八掛も赤(オレンジがかった明るい赤)なのです。そこが今となってはちょっとネック。かといって八掛けを替えるために仕立て替えまではする気もありません。

これ想い出がある着物で、19?仕立ててもらったばかりの頃にオレンジの名古屋帯締めて何度かデートで着たんですよね。

以上の2枚は去年まで普段着や踊りの稽古に着てましたが、55近くになるとやっぱり気になります。だから着るのは稽古くらいでしょうか。
ところが・・
昨日の夜TVで見かけたひとコマ。あっ!と目に飛び込んできたそれこそ「赤い着物」!

何本かの色違いの入った節織りの紬のよう。鮮やかな赤色に、渋い色の帯と帯締めが落ち着いてて、半衿の白と白っぽい帯揚げでスッキリと引き締められていました。

素敵だなと思いました。白髪ショートと赤が、この方のイメージにも合っていて尚引き立つのかなぁと・・。魅力的です。

こういう感じが自分のなりたいイメージ、5年10年先・・ その前に中身の問題か?

一言で「赤い着物」といっても、素材や八掛、合わせる帯、小物や羽織もの次第でほんとはまだまだイケルはず。

もっと「赤い着物」着ましょうよ!