低血糖で意識障害、糖尿病のこわさ

昨夜の事。
私が稽古から帰って居間に入ると・・夫のイビキ。ペチカの横から足元が見える。
ご飯食べて寝ているようだ。いつも食べたらこんな感じなんです。

側に寄って、見ると !! その様子を見て直ぐに察知しました。
例の 低血糖による意識障害の状態だ。なんてこったい!又やっちまったのかい!というのが素直な私の感情。
(昨年の夏から糖尿病となり、この1月には屋根の雪下ろし後の血糖値急降下で意識障害、昏睡に至る寸前でした)

見ると準備しておいた夕飯も食べてない・・あー!なんでよ!?
「お父さん!お父さん聞こえるかい!」と大声を掛け、すぐさま119へ。1月になった時よりヤバイ状態・・ ほんとに。

本人は目も開けないし、少し硬直もしている ただ変なイビキと泡状の唾液が。
まずいな・・「おとーさーん!しっかりー!」繰返し声をかける。そうしないと、そのまま向こうへ逝っちゃいそうで。。

思ったより早く救急車も到着してくれて掛かりつけの病院へと搬送されブドウ糖点滴。
すぐに血糖値もあがりおかげで危険な状態を脱し事なきを得、まずはホ・・

前回の時は血糖値35。今回は29でした。あっぶないところでしたね。点滴は出来てもそのまま意識が戻らない場合もあるらしいから。さすがに、意識が戻ってもしばらくはロレツも回らなかった。

血糖値「0」なんて状態で運ばれてくる患者さんもいるとか・・ 恐ろしい。

一日に3回インシュリン注射をしている夫。
その時の運動量や体調によっても血糖値の上下に変動があるのでなかなか難しいものがある。。とは夫の弁。

低血糖の症状は、まず動悸や手が震えてくるとか、めまいがするとかで気が付くはずなのだけど、夫の場合はそれをほとんど感じることなく気が付いた時には下がり過ぎ、今回のようなことに。

もう2度とごめんだ。
なにより本人の体に益々負担がかかり、老化に拍車をかけるし合併症のリスクも増す。
こういう事はこれが最後だ!私自身がそう決めた。
(自分の体ではなくても、共に生きる者として まずは決めることが大事だからね)