夫への、怒りと感謝とサトリの境地?

昨日の風景・・
この数日は完全に「冬」状態です。

今日も天気は良かったものの風が強くて冷たく、気温の上らない日でした。それでも、明日からはようやく春らしくなってきそうだ。
・・何を書くつもりだったっけ? あ、そうだ・・心から放たれるエネルギーってすごいなと思ったエピソード。

もう数週間も前のこと。

去年の夏から夫が糖尿病になって、初めの頃は本人も食事に注意し血糖値はいい感じで管理されていた。それが次第に慣れてくると・・

食べ方もいいかげんになり当然血糖値は跳ね上がってる。朝昼夜と、管理ノートを付けてるけどずっと数値は上りっぱなし。合併症へのリスクも上がるからと注意しても無駄・・

イライラしている様子がこちらにも伝わってくる。次第に、機嫌も顔色も(人相)悪くなってくる。 

食べられないストレス、ひがみ、自分への憂い?気の毒だけどどうしようもない・・話しかけてもけんか腰な態度。いつも怒ってるの。

思いあまってこう言った 「おとうさん、鏡見てごらん 今までにない最悪の人相してるよ」と。ほんとにあの時の顔にはビックリした。心を映し出すんだ・・そう思った。

実はこのとき、自分の心にも気が付いた。
考えてみると確かに・・私は、ままならない夫の食べ方に疑問や不信、軽蔑さえ感じることもあった。

夫の「白米信仰」「糖依存」というかその執着心に対しても理解不能だったし、しまいには怒りにも似た感情が。 
知らず知らず、夫を責めていたのかもしれない。うん、おそろしや。

そこからは、もう気にするのをやめた。今の夫を理解し受け入れた。健康だね、大丈夫だよ。笑えるけどそう思えるようになった。

すると・・数日後から今も、血糖値はそれなりに安定(上昇し過ぎず)してるのに驚く。

心の安定=血糖値の安定 みたいな?優しくなったんですよ夫の表情も。

言葉のかけ方からして、もちろん気持ちも。
不思議。

心から発するエネルギーは自分にも周りにも大きく影響する。プラスなら最高だけどマイナスのエネルギーは特にコワい!自分でも分かっていたようで「観念」だったみたいだ。

今回のことで私にとって(もちろん夫婦にとっても)一種の「悟り」を得られたのではないかな。ず~っと以前からあった夫に対する置き所のないどうにもならない感情がスカーーッと晴れたのだった。

相手を見て自分を観たんでしょうね。ほんと相手は自分を映し出す鏡。
それは 夫のおかげ 感謝しとこ。