舞台用の衣装、女着物男着物兼用です★(活動日2017/2/16・2017/1/10 )

タイトルに日付を入れてるのは、イベント活動の日付や着たものなどの覚書きでもあります。年間通して同じ施設への訪問もあるので、衣装や曲がかぶらないようにね。

本日のご奉仕舞踊、小イベントが無事終了。今回はウクレレユニット(と言うと聞こえはいいが)を組んでる友人が参加できないのでウクレレ演奏はお休みに。今回は踊りのみにしたのでちょっと気も楽だったかなぁ。

1月10日と今日着たこの舞台用の衣装ですが「男舞」なので普通なら男性用の着物を着ます。
が、これ実は女性用の着物なんですよ。でも柄だけ見ると男女どっちにも使えそうですよね?舞台衣装ではよくやる方法なのですけど、お袖だけ必要に応じて下の写真のように自分で加工するのです。

ご覧の通り(写真撮らなかったので過去写真を利用)身八つ口と袖のフリを縫い付けて、残ったフリ部分は縫い閉じてしまいます。縫い目がちょっとツレてポコポコしてますよね?そこが身八つ口と袖を縫い付けた部分です。
他は何もいじらなくていいんです。着方だけちょっと工夫すればいいのです。元が繰り越しのある女着物なので、動いてるうちに幾分衣文は抜け気味になります。仕立て上多少は仕方ないのですが、女が踊る「男舞」なのでそれはそれでいいみたい。

半衿はいつものコレ、うそつき衿、だまし衿、付け衿とかいうリメイクの半衿です。踊っても衿元が崩れ知らず。すごくいいんですよ。
で、着方としては、
  • もちろん、半衿も着物も衿を抜かず首にぴたっと付く状態で着る
  • 身丈が長いものであれば腰紐は高く、この着物のようにさほどおはしょりがたっぷり出ない長さだったら腰ひもは低く縛ります。(女性用の着付けでも身丈が足りない場合はそうですね)
  • おはしょりを押さえるように、その上からも腰ひもをし余分なおはしょりを畳んで更に紐か細いマジックベルトなどで押さえておく
  • その上から角帯をキッチリ巻く。おはしょりはこの時帯に隠れて見えない。
・・との方法になりますが、今回はマジックベルト(男性用の)を省略して、腰紐2本に角帯で全然大丈夫でした。

それと補正ですが、和装ブラと胃のあたりに厚手のフェイスタオル1枚を畳んで、着物の中にゆったり差し込んだだけです。以前舞台に出ていた頃からみると、今ではかなり省略し支度も楽になりました。

踊り用の角帯は普通の角帯よりも巾が少し広いです。芯の入った木綿製、分厚いうえ4m以上もあって持て余す。3巻きなんかしたら「どすこーい!」状態です。だから70㎝ほど切りました。使いやすッ!

あ、画像は部屋で青い風船浮かばせて遊んでる孫たち。
そうそう、今日の介護施設で一番前の真ん中に座ってたおばあちゃん、最初から最後までニッコニコの笑顔が印象的だったなあ。私もああいうおばあちゃんになろーっと。

1月の訪問先も凄かった。手拍子掛け声、みんな明るくて。特にスタッフさんたちがこれまた芸達者ですごい盛り上げ上手!それにつられて入居者さん達も(笑)いろいろ勉強になります。そして、ありがたかったです。