黄色い着物、舞台衣装の袖付けを男着物風に加工する★いつか誰かが着ていた着物に思う

来週の訪問、活動の準備です。着物の加工をしました。女着物を、また男着物としての加工です。加工と言っても袖のみを男着物仕様としてちょっと手を加えるだけのこと。
左が加工前で右が加工後。ただ、袖付け止まりを長くし、フリを閉じるだけです。

全体はこんな感じの着物(衣装)で、元は女仕立てではありますが、これもやはり男舞女舞両方に使えるような柄つけですね。
この衣装は、オークションで手に入れたものです。
ほんとにありがたい時代です。新たに購入すればけっこう高額ですから。これは1、2度?ほどの着用なのか汚れもなく新品に近いものでした。黒い伊達衿も付いてました。特別なもの以外、衣装のほとんどは化繊ですから自分でも簡単に洗えるのでケアも楽。

思えば・・好きな日舞を始めてから、いつかボランティアなどの活動に活かせられたらとの思いで密かに(笑)目ぼしい衣装を見つけては少しづつ集めていました。実際その通りになって、集めた衣装たちもこうして活かせてることに喜びと感謝に溢れています。

どなたかが現役の時、曲に合わせて誂え、舞台でこれを纏って「舞」い、人様に感動を与えご自身もまた喜びを感じていたのでしょうね。

あらためて、その方にも出品者さまにもありがとう。
そんな気持ちでひと針ひと針・・加工していました。