着物は着ることが一番のケア☆私的着物の収納

天気の良い日は箪笥を開けて・・を以前は頻繁にしていたのですがここ最近はどういうわけか忘れていました。ずっしり重く感じた地味色の小紋「紬ちりめん」☆お直しの効果、意外な湿気 のおかげで思い出し、あれからこんな風に・・
こちらの小さな箪笥や収納家具には、踊り用や普段用の着物や帯、小物類を収納しています。(礼装関係、羽織やコート類は別室の婚礼箪笥)

全部の引き出しを少しづつ開けた状態にして、引き出しの中に空気が通るようにしています。
普段の着物は特に「たとう紙」に包んではおらず、四つ折りにして重ねて収納。けっこうラフです(笑)そのかわりラフな分、出し入れするとき中で着物どうしが微妙にズレて収納じわが出来ちゃってることもシバシバありますが、二つ折りよりはシワになりずらいかなと・・。
まあ、専用の収納がこれのみ。ということも大きな理由なのですが(汗)

脱いだ後は一日か二日衣文に掛け十分湿気を除いてから仕舞うのですが、やはり着てあげることが一番なのでしょうね。長い間仕舞ったままだと湿気やシワ、シミなども気が付かないままだったり、カビ発生(゚Д゚;)なんてことも。

どの着物も偏りなく着ていたつもりでしたが、かの「紬ちりめんの着物」を考えてみるともう・・3年?も着ていなかったよう。
2年近く着物も踊りも休んでいた時期があって、そこから復帰し順に袖を通し始めたわけですから、それもそうでした。

着てこそキモノ。着てこその手がけ心がけ。
改めてそう思わされました。