絣の紬、十日町★着物にも帽子

水曜は稽古日、新たな曲に入りました。細川たかしさんの「佐渡の恋唄」です。
曲の合間に「佐渡おけさ」の踊りが入る部分があって、単調なのだけど慣れない足の運びに意外と難しかった。姿よく決まらないんですよね・・

「佐渡おけさ」の踊り手さんって、カッコいいんだなぁこれが。ハイ頑張ります。
先日に続いて白っぽい着物。「最低でも年に1度は袖を通す」ということで、偏らないようせっせと着るようにしているのです。踊り関係の時くらいですけどもね。

ということで今日の着物は十日町紬です。色はアイボリー。太くて節のある糸だけどツルっとした手触りの絣織りです。

この着物には合うか合わないかの、帯結び。「角だし風」とやら。こういうのは私には可愛すぎるなぁ やっぱり。。
いきなりですが、着物にも帽子って合いますよね?

今日は雪が降っていて傘を持つのも面倒だったからという理由からなんですが。。それが、改めていいものだなと気づきました。

稽古では頭から汗が流れるほどなんです(ワタシだけ)。タオルで拭っていても帰りには襟足から上が冷えてしまって、マフラーを被るもズレてくるし。この前は風邪ひきそうになりました。

ですけど今日は全然冷えることもなく。これに気づいたらもうやめられないですわ。(手袋がね・・今日はもう何でもよかった)
先日、信号待ちの車の中から素敵なご年配の男性を見かけました。

黒っぽい着流しに黒のトンビコート、襟巻。そして頭には黒い中折れ?ハットを被り、凍ってツルツルの横断歩道を颯爽と渡ってたんです。

よく言われる「大正ロマン」をイメージさせるカッコよさ。

滑りそうで危なげない歩き方じゃなかったのがまた感動。和装用の防寒靴がいいものだったのかな?裏にスパイクでも付いてるんじゃないのかな?ってほどでした。