縞の着物に2wayの柄半衿、いつもより衣文を抜いて着てみる、既製の衿が反る

昨日は文化祭に向けて最後の練習でした。
あとは野となれ山となれ~😅

稽古で着たのは化繊の縞柄着物。
いつもより、意識して衣文を抜いて着てみました。下着(長襦袢とか付け衿など)の段階からきちんとそのように着付けないといけませんよね。
舞台衣装ではもっと抜くので、その予行練習的なことでしてみたのです。が、まだ抜きが足りません。

着物自体が衿元や袖付けの寸法自体が一般サイズ仕立てのとき、ムリに衣文を抜くとそれに伴って袖付け位置も上がります。それは後ろ身頃が下がるから(前身頃は上がる)

このように袖付けの脇部分が見えてきちゃうからからほどほどにですね~
そもそも踊りで着るようなものは寸法や仕立て自体が若干違います。この衿(付け衿)も着物も普段用で既製の一般的な標準寸法なので仕方ありません。
今回着た衿(付け衿)は、裏技、うそつき衿の2way半衿(リバーシブル半衿)で、元は既製品の二部式襦袢でした。

何て言うんでしょう裁断か縫製がおかしいのでしょうか?衿山が外側に反るのです(そっくり返るっていうの?)こういうのは着てみて初めて分かることですよね。

だからほとんど使っていなくて、でも勿体ないからと付け衿にしたわけ(別に・・付け衿にしたからってその反るクセは変わらないけど)
こういうオカシナ衿って、平面に置いて拡げてみると分かりやすい。
衿山側がすこしタワむのよね。通常の仕立てではありえないことだけど、既製品にはまれに有ったりするの。
それでも稽古や普段着程度の使用なので便利には使ってますけども。

リメイクの付け衿も着物も、お互いに既製品(サイズは裄丈で選ぶから共にL)なので多分寸法的には合うはずだけど、こうしてお互いに沿わない事も多々あるわけです。

こんな時は衿本体の中央で、たわむ分をダーツを入れるようにして縫い留めちゃえば、反りもなくなるかな。