パッチン留めのエクステ(付け毛)で夜会巻き、ダウンスタイルのまとめ髪

伸ばしかけの中途半端な長さをエクステ(付け毛)で補う

以前ボランティア舞踊の為に買った超ロングなエクステも重宝している付け毛のひとつ。その時は2個購入し琉球ヘアやポニーテールで使いました。

そのうち1個を20㎝ほど短くカットして約40㎝の長さにし(もっと短くてもいいくらい)この短い方を今はよく使っているのです。
先日のページ(袖丈43センチの元禄袖で胴抜き・・)と(家着(おうち着)に対丈着物、両面着ら・・)の髪型、夜会巻きにも短い方を使用しました。

アップスタイルでも”夜会巻き”は、巻き込む髪の量と長さがある程度必要で、私のような特に上部の短い髪にはそれを補うため画像のような巾広タイプのエクステが便利です。

一般的には、これを襟足近くに付けダウンスタイルのロングヘアにするようですが、私はいつも前髪の上~こめかみにかけて付けアップスタイルに利用しています。

エクステを使った夜会巻きの方法

先月のページ(ショートヘアでも付け毛(エクステ)で簡単、着物ヘア)と、初めの付け方は全く同じです。

それをまず、下中心に髪を集め束ねて。
(扱いにくければゴムで縛ってもいい。でもその場合は根元から少し離して縛る。理由はねじって巻き込むときにゴムが隠れやすくするため)
ひとひねり。右巻き左巻きはやり易い方で。画像は左巻き。
2回3回と上に上げながらねじっていく。
毛先までねじって(毛先まで全部ねじらなくてもいいし)

もし長ければ折り返す。折り返した毛束はねじった毛束の下へと隠すように仕舞う(多少はみ出ていてもコームを挿したら隠れるので大丈夫)または折り返さずそのまま垂らすようにしてもいい。
大きなコーム式の髪留めを使用してます。
左巻きなので、コームは初め右から左方向へ向けて挿すが、ねじった毛の表面をすくうようにして。コームの足先を地肌に当てつつそこを起点として左へクルっと向け(矢印)そのまま地肌を滑らせるように挿し込む。
やってるうちに自分の短い髪がチラホラ出てきちゃったら、長い櫛の先を使ってエクステの中に押し込み整えま~す。
気になるところがあればアメピンで押さえたり、Uピンで隠しピンなどすればいい。
後ろから見るとこう。今回のアップスタイルには他のヘアピース等は使いませんでした。
横から見たところ。後れ毛アホ毛などがあれは整髪料(私はハードスプレー)で。
頭頂部の膨らみは、丁度いいことに自然とこうなるのよね。自分でその部分を細かく引っ張り出して膨らませても可です。
エクステがズレ下がってくるのでは?と、もしも気になるなら(一日全く下がってこなかったが)部分的にピン留めでもすれば安心ですね。

以上がエクステ(付け毛)での”夜会巻き”スタイルでした。

エクステを使って、ちょっとしたまとめ髪

例えば、エクステのまとめ髪でこんなふうにする時もありますよ。
一本に縛った髪をそのまま上げバンスクリップで、とりあえずのまとめ髪です。
または、低い位置で一本に縛ったのを好みに丸めて、それが解けてこないようコームを挿してます。このコームは足が長いのでしっかり髪に留まります。右のは間に合わせのコームですけどね。
黒い方のコームと、同じく間に合わせのコームで。昨日のページ(着物も羽織も縞柄・・)がコレでした。⤵
一昨日の髪型(家着(おうち着)に対丈着物、両面着ら・・)がこれでした。⤵
こんなのばかりじゃなくて、ゆったりと大きな三つ編みを作って結ってみたりしても。エクステを2つ使ってみるのもいいですね。

自分の毛のつもりで扱えば、まだまだいろいろなヘアスタイルに出来ますよ。慣れ次第ではアレンジし放題じゃないですか?

水野晴郎さんじゃないけど、いやー エクステって、本っ当に いいもんですねぇ~

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