街着物~若向き白大島に手作りの二部式名古屋帯

白っぽい着物って、うっかり汚れを気にしてなかなか着ずらいもの。白(アイボリー)っぽいうえにツヤがあるから、お洒落度が増して自分的にはちょっと気恥ずかしい。だからって着ないのは逆に勿体ないことよね。
そこで今日の稽古に着て行っちゃおう♪ということで、白大島を。

友人と早めのランチとおしゃべりし、そのあと稽古に向かうという、Wなお楽しみの日でもあったからです。(ソースが跳ねないよう注意して食べた、トマトのパスタがウマウマでした♪)

かつて、初めて地元の着物リサイクル店にお邪魔した時、「一枚は持ってほしい白大島😉」などと店主に勧められ、その気になって(調子に乗っちゃって)購入したという、思い出の紬です。私自身も洋風な飛び柄(部分的な柄)に魅かれたのでした。
紬地の地模様や飛び柄が時代的にも新しく、裄丈も珍しく不足なし(たいがいは短い)更にはしつけ糸がそのまま。ここ近年の、もしかして嫁入り着物の一枚で袖を通さないままに処分したってこと?などと想像してましたね。
若向きな感じの織り柄で、しかも”桃色”?”サーモンピンク”?のボカシ八掛け(裏、袖口裏)なのです。店主が「数年着たら八掛けを落ち着いた色に替えたらいいのよ」とも言ってくれましたが、もうそこまではしないつもり。

なんなら裏を外して単衣にしてもいいと思っているのです。それなら自分でも出来る。けどその前に着る気も起きなくなるかもー😏
半衿とお揃い、市松柄の名古屋帯は手作りの二部式です。お太鼓部分は自由形なので、普通に”お太鼓”の形にも”角だし”にも出来るのです。リバーシブルなので活用度は大きいですよ。単純に半巾帯としてもOKなの。

そして、帯揚げと帯締め(三分紐)を同じ紫系の色にしました。そこへ象牙の帯留です。

若向き白大島も、帯まわりや小物に渋みを持ってくれば、けっこう大丈夫じゃないのと思いました。渋い中にチラッとピンク、いいんでなぁ~い?(笑)

久しぶりに着てあげて良かった👍(去年の今頃が最後だったわ→白大島に染の帯 今日の方が自分らしいナ。。)