昨日サークル仲間とのランチに着て行った、ほっこりとしなやかな結城紬です。
この胴抜き仕立ては、見た目には完全に袷仕立て。
(胴抜き仕立てに関するページはこちら→仕立ての技、裏ワザ|これで分かる「胴抜き仕立て」の着物|「袷」「胴抜き」「単衣」の違い)
上半身が単衣というだけでも、暑苦しさも軽減できますね。暖かい屋内には丁度いい。
そういうことから、袷の時期の普段着には”胴抜き”(単衣が基本のウールや木綿を除き)と決めてる人もいるほど、現代の気候や屋内温度など暮らしに便利な着物なのです。
おまけにこの着物、反物の長さが足りないというアクシデントも救ってくれた工夫満載の仕立てなのです。だから愛着もひとしおなんですねぇ😊
(その実態書いたページはこちら→仕立ての技、裏ワザ|短い反物、丈の足りない反物を着物に仕立てた例)
袖の丸みが大きい”元禄袖(船底袖ともいう)”は好きな形です(市販の二部式着物もこんな袖ですね)袖丈が短いのは反物の不足を補ったからでもありますが、元禄袖ということでそれが丁度良かったのです。
袖丈は43㎝。手持ちの中では一番短い袖丈ですけど普段着には短めの方が好きです。
洋服用の小ぶりな(抹茶色)バックを持ちました。和装だからって別に和装専用のバックじゃなくていいのよね。素材や形デザインにもよるけど、けっこう合うものです。
斜めバッグだって合うんですからー(一緒に行った着物の一人はそうでした)
和食やさんで蕎麦ランチ。昼から生ビールで😆