和装の衿元胸元、ウエストヒップの補整具|オールインワン式補整パットの実態と説明、使用感②


オールインワンタイプの補整パット、説明と使い方

着付けの先生が考案したという、オールインワンタイプの補整パット一式が届きました。早速トルソーに装着です。

これは肩から衿元胸元、みぞおちからお腹まで(前面全体)を補整するパーツと、ウエスト横からヒップ上部(背中からお尻にかけてのへこみ)を補整するパーツの二つに分かれています。

両パーツを装着したところ。
肩から背中へ、胸横から背中へとかかる太く柔らかな帯状のメッシュを背中心で留めます。マジックテープ式です。

後ろ手で留めるよりも、前で留めて後ろへ回してから肩を通す方が楽そう。また、一旦丁度良い位置に留めたらそのままにしておき、着る時には下から履くようにするのもいいかもしれません。

マジックテープの端が直接肌に当たれば痛いかも。曲がらず真っすぐ貼り付ければ大丈夫ですがマジックテープ自体が嫌いな人もいるでしょう。

ウエスト横ヒップのパーツを外した状態。私の場合はおそらくこの状態でOK。なぜならヒップが扁平に近いから。背中のへこみとヒップ高の差がほとんどありません。
肉付き云々というよりは、そういう骨格なのです。(洋装にはちょっと悲しいスタイル)
綿素材。全てのパットが出し入れ出来るように2重になっています。

肩のあたりはこんな風。肩までパットが入ります。肩の薄い人、首が長くていかり肩の人ならこの肩を包むような長いパットはいいでしょう。

私だったらここまでの位置にパットは必要ないので、パットを鎖骨の下くらいまでにずらした方がいいと思いました。
すそは大きく開きますから、ここからパットを出し入れ出来ます。私は、一度位置を決めたら、軽く数カ所縫い留めるつもり。そうすれば、着るときにいちいち手直ししなくてもいい。ネットに入れてそのまま洗濯できますし入れ直すわずらわしさもないですしね。

胸の横流れ(笑)を押さえるのに十分な巾のメッシュが気持ちよいです。

分解するとこのようになっています。必要ならば切ったり折り曲げるなりしてパットを自分の体形に合わせて整えることも大事です。

自分にはパットが厚かったり、逆に部分的には薄かったり足りなかったりもします。足りなければ手持ちのガーゼタオルなど重ねて縫い付けるのも、ヘチマパットを必要分切って作るのもよいですね。
衿元は2重に重ねられるようになっていて、ここが大事なポイントとなりますね。

オールインワン式補整パットを使った感想

水曜日の稽古の時、実際に上記の補整パットを着て行きました。

ここで、自分に合わせて変えたことは、
  • ヒップパットは予想通りしませんでした。
  • 衿元胸元のパットは下にずらして肩にかからないようにしました。これも予想通り。
  • お腹のパットは上にずらしました。(みぞおちがその分厚くなります)
帰宅後の画像です。前から見た時、衿元が安定してますが踊りの練習を2時間したあとでも衿元の崩れほぼありませんでした。衿元の安定というのはかなり大事なことですね。

肩の下から脇のたり、胸の上が余計なシワなくフラット。もちろん帯も安定、きつく締める必要もありません。(元々緩い締め方ですが)
場所的に、この赤い線の部分は厚みを持たせたいところです。トップバストとの差をなくしそのうえでナダラカな曲線が欲しいからです。
横から見ると丁度矢印の部分、まだ足りてません。そんなに悪くもないのですけども。要するにブラで押さえないから、下垂したトップに高さを合わせるという感じでしょうか(書いてて恥ずかしぃ)差が大きいほど尚のことです。
帯をもっと上に上げれば、そんな感じもしなくなる?と思いきや・・そうすると前から見たら可笑しいのです。胸高は若い方向けですし年齢相応の帯位置というのが有りますね。また、身長によっては帯の位置によっては全身のバランスが悪く見えます。

それこそ・・これまで通り胸を寄せてあげて和装ブラ(元々の小さな補整パット付き)をし、胸の上部にガーゼハンカチ1枚すれば済むところ。
なのですけれど、なにせノーブラ志望なのですからここは工夫せずして満足も得ずです。

で、これから真夏に向かってのこのパット~
さすがに踊りという、結構な全身運動をしていてのパットでしたから、その分とっても暑うございました(笑)とはいえ汗はよく吸い取ってくれましたね。

私にしたら、「夏だものどうせ暑い」 これだけです。
ブラのぺったり貼り付いた感がなく開放感が心地よし。着物の中で素肌が泳ぐリラックス感がなんとも好きです。

補整パットも自分に合わせて補正が必要です

この日使用後に早速お洗濯しました(洗濯ネット必須)

今回使ってみてよく分かったので、後日パット自体に補正を加えるなり削るなりし、入れる位置も決めて縫い留めてしまおうと思います。

舞台や舞の種類によっての補整は、その都度不足を入れればいいのです。そんな時にはヒップパットも必要になります。めったにない礼装時などのかっちりお太鼓の時にも。

補整パットの補正はまた既製の補整パットを補正する|自分の体形に合わせた補整③に続きます。

他に気になっている補整具の候補

ヒップ用のパットは他に1枚あるのでもう必要ありませんが、胸まわり用に洗い替えがもう少し欲しいところです。その候補が次の補整下着です。
背中が大きく開いた被り形。う~ん・・背中の汗は気になるので重ね着必要になるかな。

たかはしきもの工房 補正 くノ一麻子  オールインワン肌着 
最初はコレ!と思ったのです。私が常時使ってる汗対策の「満点肌着」に、補整機能がプラスされたもの。

補整機能といっても私には足りなさそう(自分に合わせてカスタマイズできる)だったのと、素材が満点肌着(スポーツ衣料に使われる素材)と同じではなく楊柳素材だったのが今回選ばなかった理由。

(後日、楊柳生地に「麻わた」がサンドしてあるのに気が付いて購入しようと思ったら売り切れ・・)
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洋服用の薄いランニング型タンクトップにヘチマをパットにして使って、または前に舞台用として作ったものを利用して。というのもひとつの案。まあ、どの補整下着を買ったとしても私の場合は胸上にプラスの補整をしなければいけません。

洗い替えが数枚必要ですが急ぐこともないし、遊びながら試行錯誤も楽しみましょー