和装のヘア・舞台メイクのこととか・・いつだって研究中|活動日(2017、9、13)

昨日は大きな病院内のケア施設にて催しがありました。やはり今の時期はどちらも「敬老を祝う会」ですね。今回はそちらへのボランティアです。

参加メンバーは12名。そのため、丁度毎週水曜と決まっている踊りの稽古は中止です。

イエロー、ピンク、ブルーなど、色とりどりの綿あめをみんなで頂きました。私はペパーミントグリーン。綿あめって不思議。幸せな気分になりますよね♡
こちらへの訪問は私は今回で3度目ですが、この度はあまりの人数の多さに驚きました。お祭り的な行事ということも有って、入居者さまのご家族やお友達、また別棟のセンターからも沢山来られていたそうで。

なんだか変に緊張というか、先日の体育館で踊った時よりも手に汗握る感覚でした。それは観客席が、かぶりつき状態(;'∀')だったからでしょうか。

奥行があって巾も広く大きなステージなのでとても踊りやすかったのですけど、今回は視線が妙に刺さるというかビシバシ!全身に当たってきたという感じ(笑)でした。

「いいかげん慣れたらいいのにねー」とは思うけれど、いい意味での緊張感は必要だし、何度経験したってやはり緊張はするものだし。「上手く踊ろう」とは思わないのだけれど、少しでも気持ちの伝わる踊りをしたいと思う向上心からの緊張? なぁんてね(*'ω'*)

そんな大それたことじゃなく「好きだから、ただ楽しませてもらってる」というだけのこと。なのでそんな軽い気持ちもここで改めて引き締まったわけで・・そういう意味では、結果的に「緊張させてくれてありがとう!」ってことですかね。

好きと言えば~こんなことも好きだし楽しいこと。

衣装の着付けに関していろいろ試すこと。特に男舞での補整具合と使う紐類のチョイスは今日のが一番使うものが少なく、楽で早くスッキリ着られました(前回は補整入れ過ぎ)
ヘアに関しては、久しぶりに「毛タボ」を入れて、頭の中心~後ろ部分を少しこんもりとさせました。「毛タボ」を大小二つに分け、前側と後ろ中心に入れる結い方です。

まずは軽く全体に逆毛を立てれば形も作りやすい。仕上げにハードスプレーで崩れ知らず。女舞と違って男舞の時には側面を膨らませず全体的にもこじんまりです。
メイクも面白い。これもその都度試してきました。

地毛ヘアの場合、又は大きな舞台意外は「白塗り」はほぼしません。白いファンデーション以外は特に専用の化粧道具も揃えてるわけでもなく、今持ってるものを使ってのメイクです。下地とふだん使いのファンデーションに、ホワイト(ハイライト)を要所要所に普段より濃くさし。発色の良いピンクのほほ紅は普段とは違う位置にいれます。

日舞では、男女共眼尻側に赤をさします。今のところは手持ちの赤紫のペンシルで入れています。アイラインは目頭まで。眉毛にも赤紫と、その上からアイラインの黒を書き入れてます。メイク自体、全体的にまだ薄い施し方です。
近いうち「黒」と「紅赤」のアクアカラー(筆で使う水溶きポイントメイク)を揃えたいと思っているところ。舞台用化粧品は三善(ミツヨシ)が有名ですね。

最近は付けまつげを省略・・やはり有ると無いとでは、遠目で見る印象が全然違いますね。本格的な舞台化粧ではツケマはしないものですけども。

時短の工夫もしていきたいですね。早く慣れて、人にも教えてあげたり装ってあげられるようになりたいもの。