名古屋帯を「二部式の作り帯(付け帯)」にする、ポイント柄の帯編|「二部式帯」の作り方

この夏(宮古上布に麻帯)締めた麻の名古屋帯ですが、これも前ページ六通柄の帯と同じ「松葉仕立て」の「開き名古屋」ですね。地色は薄いベージュです。
これ、入ってる「芯」との質が合わないのか、締める時にガサつきブカつきで、とても巻きにくいのです。夏の暑いときに、締めるのに手こずり尚のこと暑くなります(*_*;

そんなことから「そうだ、夏帯こそ二部式だわ!」と、思っていたのでした。

しかも、前々ページでは「全通柄(総柄)の帯」で、次には「六通柄の帯」で「二部式帯」を作りましたので、ここで「ポイント柄の帯」が入ると、柄付けによって変わる二部式帯の作り方がすべて揃うことになります。

※ 帯の柄つけ法はこの三種ですよね?なので、これがたとえ「袋帯」であっても作り方は同じこと。というか、袋帯こそ二部式じゃない!?特にキンピカフォーマルの。 笑

※二部式にする理由と決め手は全通柄(総柄)の帯で説明してます。

ポイント柄(お太鼓柄)の名古屋帯を「二部式の作り帯(付け帯)」にする作り方

「ポイント柄(お太鼓柄)」の帯の場合は、前ページ「六通柄の帯」の作り方と全く同じで、手先を切り離し又繋げるというひと手間が加わります。逆に、柄合わせはないので、お太鼓が作りやすいです。

ポイント柄って、文字通りポイントとする部分にのみの柄つけで、ほとんどが無地場。よってお太鼓とタレ先の柄合わせがない分気楽です。

まず、この帯全体の長さは360㎝ほどありました。(二部式には十分すぎる長さ、むしろ長すぎ?)そのうち、お太鼓部分の長さが110㎝です。
  • このまま境目(お太鼓側と前帯側の三角になる部分)から切り離します。
  • お太鼓の形を作ります。
  • 柄の位置を確認しながら、お太鼓山からタレ先までを35㎝にしました。ひっくり返しタックを寄せ仮に留めて。
  • 全体を確認したら、要所要所を縫い固定。
ここで「六通柄帯」と同じ作業です。(以下前ページなども参考にして下さい)
  • 手先を60㎝切り離す。
  • 切り離した手先は、太鼓部分を切り離した部分に繋げます(しっかり縫う)ここが胴の巻き終わりで新たな手先となります。
  • 全部を半巾に折り、巻き始めになる端の始末。
  • 折った半巾が安定するように、所々ですがかがり縫いしました。
完成しました。慣れればスムーズに出来ますね。
これでまたひとつ、前から気になっていたことが片付きました。

※二部式にする理由と決め手は全通柄(総柄)の帯で説明してます。