名古屋帯を「二部式の作り帯(付け帯)」にする、ポイント柄の帯編

この夏(宮古上布に麻帯)締めた麻の名古屋帯ですが、これも前ページ六通柄の帯と同じ「松葉仕立て」の「開き名古屋」ですね。地色は薄いベージュです。
そうだ、夏帯こそ二部式だわ!と、思っていたのでした。

ポイント柄(お太鼓柄)の名古屋帯を「二部式の作り帯(付け帯)」にする作り方

「ポイント柄(お太鼓柄)」の帯の場合は、前ページ「六通柄の帯」の作り方と全く同じで、手先を切り離し又繋げるというひと手間が加わります。逆に、柄合わせはないので、お太鼓が作りやすいです。
ポイント柄って、文字通りポイントとする部分にのみの柄つけで、ほとんどが無地場。よってお太鼓とタレ先の柄合わせがない分気楽です。

まず、この帯全体の長さは360㎝ほどありました。(二部式には十分すぎる長さ、むしろ長すぎ?)そのうち、お太鼓部分の長さが110㎝です。
  • このまま境目(お太鼓側と前帯側の三角になる部分)から切り離します。
  • お太鼓の形を作ります。
  • 柄の位置を確認しながら、お太鼓山からタレ先までを35㎝にしました。ひっくり返しタックを寄せ仮に留めて。
  • 全体を確認したら、要所要所を縫い固定。
ここで「六通柄帯」と同じ作業です。(以下前ページなども参考にして下さい)
  • 手先を60㎝切り離す。
  • 切り離した手先は、太鼓部分を切り離した部分に繋げます(しっかり縫う)ここが胴の巻き終わりで新たな手先となります。
  • 全部を半巾に折り、巻き始めになる端の始末。
  • 折った半巾が安定するように、所々ですがかがり縫いしました。
完成しました。慣れればスムーズに出来ますね。
これでまたひとつ、前から気になっていたことが片付きました。