おっかさんが着る、若い頃のウール着物|リメイク候補4

今日の部屋着に娘時代のウール着物を着ました。帯もウールです。

中身は、半袖カットソーに筒袖の半衿付き半襦袢、モスリンの裾除け。家着には帯板なしで楽に。和装ブラや補整などは必要ありませんね。

また、木綿やウールの滑らない素材の組み合わせなので、紐は腰1本のみで大丈夫だし楽なものです。

変わり麻の葉柄というのでしょうか?確か中高生の頃に母が誂えてくれたものと思います。若い頃どころかまだ子供。その年頃の割に地味っぽいでしょ?母の好みなんですねこういう色柄は。

裄が短めですがウール着物はこんなもの。短い方が家事もしやすいのです。(私のサイズ、ウールは裄丈66㎝、他のは67~68㎝、衣装だとそれ以上がベストです)
これはアンサンブルで(↓数年前に写したもの)この羽織を上っ張りにでもするつもりでしたが、なかなか手を付けられずにいました。そんなに上っ張りばかりも必要ないですから。

で、これも今しばらくは着ないと思うのでリメイク候補として対のまま収納しておくことにしました。
眠ってもらう前に着てあげたというわけです。
タビソックスはいてます。着物じゃない時でもこの形は足にとって快適ですね。でもちょっと外に出るとき、下駄や草履には素材的に足裏が滑って歩きずらい。楽だけど不向きかなぁ。
家着の場合は身丈を短めに着ると動きやすいですね。

今日は思い付きでチャレンジ。髪を「おっかさん風」にまとめてみました。牛角の櫛、ねじりの一本かんざし、シュシュ、髷(まげ、頭頂部)部分には少しのスキ毛など、手持ちのものを利用してます。
びん(耳の上)と、たぼ(つと、襟足から上)には逆毛を少し立てただけで全体的にこじんまりとした仕上がりにしました。舞踊で使った緑色の玉かんざしがありましたが雰囲気には合わないと思い使いませんでした。

今度はもっと大きく結ってみたいのでスキ毛(あんこ、毛たぼ)を多く使ってみようと思います。その時は彫金の簪や玉簪など飾りも楽しみたいですね。