手作りのリバーシブル名古屋帯に踊りの衣装

今、個人的に練習をし始めている「泉州恋しぐれ」という曲。
4年位前だったか、当時所属していた流派の教室で習った踊りの曲です(CDじゃなくてカセットテープ 笑)ですが舞台の練習に入ったため途中でこの曲の練習は終了。なので、うろ覚えどころか、ほとんどわからないまま。

けれどもありがたいことに、振付の説明がちゃんとあるのです。見ての通り「棒人形」ですけど(初心者の頃は、見てもさっぱりわからなかった説明書き( 一一))

今これを見ながら練習しているところで、やれば何となぁく思い出してくるものですよね。あとは何度も踊り込むのみ。

で、なぜ個人的に練習してるかというと、現在所属してる「会」で習う曲の他に、ボランティア活動用としての持ち曲が必要だからです。

先日までは男踊りばかりでしたので今度は女踊りを。それでこの曲に合わせて衣装も決めました。

イメージとしては粋な感じを出したかったのですが、持っている縞の小紋だと色的になんだかボヤけた感じ。映えないし寂しいので結局やめることにしました。
やはり「舞台衣装」の方が向きなんですね・・。柄的にこの曲にはどうかな?と思っていたのですけど大丈夫。

これは先日先輩が下さった衣装です。頂き着物、舞台衣装|男女両用に着る工夫、重ね衿の工夫 まあ、早く着た方が喜んでもくれるでしょうし、結果良かった。

踊り衣装用の袋帯というのは持っていませんので、このセミフォーマルな名古屋帯を合わせてみました。(希望としては白地の「献上柄」か「変わり格子」なんか合わせたいところだけど、無いので・・)

赤の帯締め帯揚げ?と思いましたが暗くなりそうなので黄色にしました。これは以前に舞台で使ったものです。
帯結びは「角だし」。踊りにはもう少し大きめにした方が良さそうです。あと、気持ち御太鼓位置、タレを下げるといいかな。
この帯はリバーシブルなのです。ずいぶん前になりますが九寸名古屋帯用(六通柄)の反物を2本買い自分で縫ったものです。生地が厚めでしっかりしているので芯は入れてません。開き名古屋仕立てです。
タレの折り返しになる部分の生地を、この帯ではそれを中に織り込んで縫い合わせてあります。生地が4枚重なってる状態ですね。なので、芯がなくてもタレの厚みはしっかりしていますよ。

こういう、丸紋・丸い柄に弱いんですよね♡
この帯は金糸や銀糸がけっこう使われているので、普段着やちょっとしたおしゃれ着に締めるなら着物も限られるじゃないですか?まさか紬(大島)にも合うなんて思いもしなかったという、嬉しくも意外だった帯なんです。
藍大島に名古屋帯4本★織りの帯、染めの帯、手作りのリバーシブル帯

今回使うのは黒地の方ですがあれから全く締めていなかったので、出番があって良かったです。だけどまだ先、12月の予定です('ω')