袷の裏を外して単衣にした十日町紬|着物からリメイクした「上っ張りと前掛け」

10月初旬のこの寒さ。峠や山間部では雪~ 
氷点下の地域も有ったほど、北海道はサッブイです。

そんな日の稽古には、寒くて袷着物で来た人もいましたね。寒くても、踊れば汗っかきの私はやはりまだまだ単衣で大丈夫。
今日の着物は十日町紬、ツルっとした黄八丈や大島のような質感です。これが真綿の十日町紬なら、ザラっとしてホッコリな質感ですよね?

といってもそれだけじゃなくて、糸の紡ぎ方や織り方などでも随分と違いがあって表情も豊か・・ほんと奥が深くて知らないことばかりです。

だからこそ、その魅力にはまり次々と(笑)手に取りたく(欲しく)なる。。で、この着物は元は袷でしたが今年袷から単衣に・・にしたのです。
お太鼓していくつもりだったのに、何気に巻きながらアレ?気づくとこの帯を巻いていたという・・そのまま締めました。なぜだか、お決まりのようにこの着物にはこの帯を合わせてしまう。フシギ('_')
稽古から帰れば夕方。いつもより遅くなったのでこのまま家事をしようと思い上っ張りと前掛けをしました。重ね着するとやはり暖かさが増しますね。
昔々、母が家で着ていたかなり薄手のウール混紡着物。それを上っ張りと前掛けにリメイクしました。着物から、上っ張りと前掛けが出来ました

寒くなると、着物だけじゃなく襦袢や裾除けにもウールが恋しくなります。