上布の着物に麻の名古屋帯~福はめぐる

宮古上布のコーディネート

シーズンに1度くらいしか着る機会がない上布の着物。
大切な沖縄の宮古上布。それは、ほんの少しでも自分で手を掛けたからこその、思い入れがあるから。
着物も帯も麻同士。夏は麻、いいですね!

思いが入った麻着物

着物を着始めてすぐのこと。インターネットで知った「蝉の羽のように薄い上布・・」というフレーズから宮古上布にとっても魅力を感じました。

どんな手触り、どんな風合い?どんな着心地?・・と、知りたくて触りたくて(笑)仕方ないのですよ、そうなったらね。
けど新たに仕立てるとなると、とても手が出ない。そこでお手頃なリサイクル着物を探し回りました。ネット上でですけれど。

女性の着物だと柄も豊富です。絣に手間暇がかかるからリサイクルでも高価なんですよね。けど、男性用のであれば割と手軽にありました。ほとんどが縞柄なのだけどワタシ的にはそれが良くて、思い切って決めたのでした。

以前書いてました~男性着物からの仕立て替えのこと
解いて洗ってと、丁寧にかかわっただけに思い入れもひとしお・・なんですよね。

好みが違うからこそ回る世の中~残り物に福あった♪

1枚紗のかかったような、ごく薄いブルーグリーン色の名古屋帯、麻です。このブログでは初お目見え👀です。

私はこれが好き。と言うのは・・地域の会合終わりのこと。ご近所の奥様が最近着物類の整理をしていたそうで、ちょっと家に寄ってってと誘われました。

和装で仕事をされてる娘さんがいらして、着物類一式好みのものだけは持っていかれたのだそう。いいですよね喜んで着てくれる娘さんがいるってことは。
残りもので悪いけど、もし気に入るものでもあれば・・と、奥から出して来て下さった着物類数点。

気に入るもなにも、気にかけて下さったことが有難いですほんとに。
もとより、着物のサイズが合わないことは明白(お直ししてまでは考えられない昨今)なので、帯の中からこれ好き!と感じたこの麻帯だけを頂きました。
(あ、他に半巾帯もだった)
娘さんの好みには合わなかったようですが、私にとっては好みど真ん中!そんな私の様子を見て奥様も嬉しそうでした。それでも尚残るものはいずれ必要とされる処へいくのでしょう。うまく回ってるものだと思います。

結局・・着物も帯も巡って来た。福と一緒に😊そして近い将来、私もまた巡らせる日が来るのでしょうね。

今日の帯まわり

部分絞り入り絽の帯揚げ、三分紐に笹をモチーフにした象牙の帯留。帯留を逆さまに通してます。直すこともせずこのままで居ました。笑

着物ワンピースと長襦袢、和装の肌着と下着

珍しくワンピース肌着を着てみました。着物始めの頃に何度か着たきりでしたが木綿のよくあるタイプです。その上に絽の長襦袢(正絹)を着ました。

いつもの肌着下着類とはちょっと違うけど、基本的な組み合わせですね。
(もちろん、和装ブラもしてました)
個人的には大汗さえかかなければこんな着方もいいものだなと、初心に帰った感じがしました。踊り用だったり汗対策だったりと、いろいろな肌着や簡易的な襦袢も使用してきましたからね。

この日は気温がかなり下がっていて(21度!?)汗対策は必要ありませんでした。
好きな着物に身を包み出かけた先は・・
つづきはこちら~シェアハウス暮らし、ランチ着物