手作りの「うそつき袖(替え袖・付け袖)」にマジックテープを付けて、専用タイプから自由タイプへ変更

先月、一旦着物から外した「うそつき袖(替え袖)」に、面ファスナー(マジックテープ)を付けました。今日はそのハナシ。

最近までは着物の袖に直接縫付けていたため専用のうそつき袖だったわけで、それを今後は他の着物にも使えるよう替え袖にしたということです。

汗かきの私が着物を着る(踊りの時や外出用)のに、絶対欠かせないたかはしきもの工房さんのオリジナル肌着に取り付けられるようにしました。

その肌着の袖付け部分には元々柔らかい面ファスナーが付いています。(踊りをする都合で筒袖に綿レースを足して少しだけ長くしてあります)

今ある3枚のうち、2枚は「うそつき機能」プラス「汗対策機能」のものと、もう1枚はその機能もパワーアップしつつ、ブラも必要ない「胸~腰、ヒップ上補整機能」がプラスされた肌着です。

機能性が違うため作りも違いますから、面ファスナーの取り付け位置が同じかどうかを一応は確認してみたのです。

やはりほぼ同じでした。(たしかに種類は違っても、商品の性質上当然統一はしているはずですよね)これで、安心して「うそつき袖」にも全て同じ位置に面ファスナーを付けられます。

前側に付いてる面ファスナーは1カ所で袖山から8㎝。後ろ側には2カ所、袖山から2㎝のと13,5㎝です。「うそつき袖」も同じ位置に付ければいいのです。
肌着の面ファスナーは横に長いので、「うそつき袖」に縫い付ける面ファスナーは小さくても着物の肩裄に合わせてうそつき袖をずらすことが充分に出来ます。よって裄丈の微調整が出来るってこと。

うそつき袖への縫い付け位置が数ミリくらいズレてしまっても大丈夫なんですよ。面ファスナーの巾がお互い2,5㎝ありますから。これがスナップだとキッチリ合わないといけませんよね。ここが面ファスナーのいいとこでもあるんじゃない?

肌着に付いてる面ファスナー(メス)はとっても柔らかいです。同じ服飾用でも自分で買ったもの(オス)は性質上少し硬め。たかはしさんのは特別ですね。こういう柔らかいのはなかなか売ってませんね。
面ファスナーを長さ2㎝位に小さく切って、うそつき袖全てにミシンで縫い付けました。私のは全て「なんちゃって無双」なので裏返し状態で肌着に取り付けます。なので面ファスナーは袖の表面に付けることになります。(着物の振り内側からは表面が見える)
これで、着物に直接縫い付けていた、専用タイプの「うそつき袖・付け袖」が、取り換え自由の「うそつき袖・替え袖」になったわけです。そして、この肌着もこれで100%活用できるってものです。


そういえばこの夏、浴衣用の満点快適肌着(楊柳素材)に絽のうそつき袖を付けて着てみましたが、体に対する面ファスナーの違和感というのは案外気になりませんでした。