ウールの着物と帯で対丈の着流し風に着る リメイク候補7

今日の家着はウール着物。一見紬のような、かなり厚手のシルク混ウールです。これもリメイク候補の一枚で、ゆくゆくは元禄袖と対丈にする予定です。リメイクというよりは、部分的な仕立て直しですね。

おはしょりを帯にしまって対丈風に着ました。対丈の場合帯は下げて締めた方がバランスも良くなります。今回は着流し風なので骨盤に帯を巻いています。

おはしょり分があるからまず1本腰紐で。帯をおはしょりの上に巻くから他の紐はもう要らないの。(おはしょりを押さえるためにもう1本紐をして帯を締めたら、その紐は外してもいい)
着流しには帯も細い方が合うので前帯を若干内側に折り込みました。しかも前帯は細い方が動きやすいのです。早い話角帯でいいんですけどね。

この帯もウール素材です。締めると緩まない。

このスタイルはすごくラクです。男着物が好きなのもそんな理由なんですよね(踊りで着ることがあるので)着物は対丈が着るのも動きにも断然らく。

たまに、対丈は着崩れが気になるなんて聞きますけども・・あれは多分、身丈が足りない着物をただ対丈のようにして着てるからじゃない?と思うのですが。

ほんとの対丈着物とはただ長さが違うだけのことじゃなくて、そもそも仕立てもちょっと違うのです。サイズの合った対丈着物なら着崩れもそうありません。

あ、そりゃ動けば自然に当たり前にある着崩れ。それは普通の着物とおんなじ。ただ、すごい直しやすいのですよ。おはしょりあるよりもない方が。これ、経験しないと分からないよね~♡
ウール着物には珍しく八掛け付きの仕立てです(シルク混で紬風だから八掛け付けて高級仕立てにする・・と言うそうな)なので足元がとっても温かく滑りも良いです。

中はレギンス、カットソー、付け衿で。でもって普通のソックス(笑)家着ではお馴染み。

昔のお父さん(笑)は、家でウール着物の下には毛糸のシャツと股引き(ももひき)穿いてましたよね~ そんな感じです。
よく思いますが、ウール着物の下にはハイネックが合いますよね。そんな着方も好きです。タートルネックにウール着物・・