おうち用、縞と格子の紬着物 リメイク候補6

大雪と陽の当らない毎日で、なんとな~く部屋も薄暗い。気持ちまでどんよりしそうな、そんな日の気分転換にも着物がひと役かってくれるかな(^^)

色と柄の好きな、だけれどけっこう着込んできた(母の)古~い紬着物です。艶と厚みのあるしっかりした織り、色的にも柄的にも、また袖も45㎝と短く家着にはピッタリなものです。
薄い単衣の半巾帯には、帯板もせずにラクにして。カットソーにうそつきの衿のみ。下は裏起毛のレギンスです。かなりの省略。和の気分だけでいいんです。
オレンジの線が若いですが地色がくすんだ色なので地味というか渋い感じです。少し前、このくすみは汚れなのかなと思い、自分で洗って(エマールで)みたことがありました。

普通に畳んで、ぬるま湯で。着物がぐちゃぐちゃにならないようにしながら洗剤水がしみ込むよう押し洗い。水が少し薄く色づきましたが、全然・・汚れやクスミじゃなくて、もとからの色でしたね(笑)

ネットに入れて脱水機へ。まわり出したら10秒前後で止めて、和服用の袖までしっかりかけられる長い衣文掛けにかけ、生乾きのうちに裏から縫い目を軽く引っ張りながらアイロンがけをしました。

単衣の紬なら洗いやすくアイロンがけも、し易いんですけど、裏があるとアイロン掛けが面倒ですね。裏は少し縮み、それが表との差がつき、裏の裾が袋状になりました。

アイロン掛けで裏地が乾くときに、ある程度は元に戻ってはくれました。家着ですしリメイク候補にしている着物なので出来たことですけどもね。


リメイクといっても、袖に丸みをつけたり(元禄袖)対丈または二部式に直すイメージです。でも、まだまだ先は長ーい('ω')ノ

半衿はこれ→裏技な半衿
古い普段着が多いので、リメイク候補も多いです。
もーっと高齢になった時のことを想像してのことですね。その時こそ、今以上に着物で(着物っぽいもの?も含め)暮らしていたいので。

水曜は今年最後のボランティア。久しぶりなので少しばかりの緊張と、なにか急く気持ちが・・そんな気持ちも「和」が、いくらか落ち着きを取り戻させてくれました。