帯揚げ帯締めを使わない「角だし」でラフなお太鼓、紗の小紋に麻の名古屋帯コ―デ

いつもなら半巾帯で行くところ、今日は稽古にも名古屋帯を締めました。帯枕や帯揚げ、帯締めも必要ない「角だし」結びなら、仰々しさもなく名古屋帯を使えるってものです。まさに半巾帯感覚。お手軽じゃないですか。

これは本角だしといって、昼夜帯やお太鼓の柄の向きが逆な帯などに使われる結び方。柄の向きに決まりがない柄なら普通の名古屋帯でもいいのです。

左側から、右側から・・。この麻帯は長さ的にも丁度良かったです。この着物との組み合わせは今回が初めてなんですよ。
お太鼓結びでも、小物要らずで手間なし。こんなに楽で簡単なら名古屋帯をもっと活用出来そうです。街着など、お洒落度を出したいなら三分紐に帯留だけ加えればグッと印象が変わりますね。
夏着物はもう数日で終わり。

その日のお天気や着物の透け感の度合いにもよるけれど、近年のこの気候では9月の中ごろまで麻や紗、サマーウールなら着られることになってますね。