浴衣にも名古屋帯、博多献上(独鈷柄)で帯揚げ帯締め要らずの「本角だし」に結ぶ

博多献上名古屋帯を頂きました!
先日の土曜に参加した焼肉パーティーで、踊りの先輩が「使うかい?」と、わざわざ持ってきてくれたのでした。黒地に赤です。(先輩はこの色がもう嫌なんだそうで)
ほんとラッキー♪この帯は便利なんですよね。

紗などの夏用じゃなくてもオールシーズン使えるし合わせやすいし、使えるシーンの巾も広いから、初めての名古屋帯ならまずはこういった博多献上1本かな。
早速、帯の在庫管理ページに入れておきました。

浴衣に博多献上(独鈷柄)名古屋帯で「本角だし結び」

浴衣にだって名古屋帯。しかも、浴衣らしく半衿(襦袢)も足袋も帯揚げ(枕も)や帯締めもない超ラフな着方です。夏祭りなんかに、涼し気に裸足に下駄で~でも名古屋帯だよ♪てな感じに、大人の浴衣スタイルですね。
「浴衣を名古屋帯で着物風に着る」というのではなくて、
単に「浴衣に名古屋帯」なので、帯揚げ帯締め、半衿も足袋もなし。あくまで浴衣らしくラフに、です。

それで「本角だし結び」にしました。通常、本角だし結びには、帯枕(薄いもの)、帯揚げ、帯締め、は必要ありません。なので半巾帯感覚で締められますね。
この博多献上(独鈷柄)の名古屋帯なら、くだけた浴衣姿にもしっくりきます。
浴衣自体も、別段いい浴衣でもなくただの綿プリント(変わり織り)です。この浴衣、以前は「寝巻」みたいとよく思ったものでしたが、近頃はこの柄が好きになった。浴衣らしいし着込んで肌なじみもよくなったからかな・・トシのせい?

次、帯揚げ帯締めの要らない本角だしの結び方をまとめたいと思います。
(13日に更新⇒名古屋帯の「本角だし」結び方、正統派バージョンと簡単バージョン

※ ちなみに、一昨年のページ③小花柄の紗着物に兵児帯で本角出し結び★本角出し結び方では、帯枕(薄いもの)帯揚、帯締めを使い「兵児帯で角だし結び」をしていました。
兵児帯ということでクタクタに柔らかくて長いので、そうしましたが・・。帯締めは無くても大丈夫なやり方もあるんですよね。

余談
随分前には同じような色のがありました。でもそれは化繊で滑りやすく重みもあったので締めづらいものでした。結局は小物作りに使っちゃった。

この頂いたものは正絹で、打ち込みのよいしっかりしたものです。軽くて締めやすく崩れない。やっぱりいいな~と思いつつ白地のものも欲しくなっちゃったわ😌